★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

ジョン・リー・フッカー

私が好きな1940年代の1曲は"ブギー・チレン" !

ザ・グレイト・ジョン・リー・フッカー

各時代の10年単位で、私が好きな曲をBlogを書いています。
1940年代の好きな曲は、ジョン・リー・フッカーの1948年の"Boogie Chillen'"です。

"Boogie Chillen'"との出会いは、私はロックのルーツとしてブルースを聴き始めたことが、きっかけです。
今では、好きな音楽を掘り下げることを、『Digる』と言いますが、それをやっていた事です。

ジョン・リー・フッカーのCDを再生ボタンを押した時に響いた曲が、"Boogie Chillen'"でした。
『これはロックだ!』と思いましたが、その"Boogie Chillen'"が1948年であることに驚愕致しました。

1948年と言えば、昭和23年です。
第二次世界大戦が終戦した3年後に、こんなロックな曲が、あったとは!




ザ・グレイト・ジョン・リー・フッカー
ジョン・リー・フッカー
Pヴァイン・レコード
2008-12-19




たどりついたらジョン・リー・フッカー

22日は非常にご機嫌な一日でした。
この日もあらゆるロッキンなCDを聴きました。
リアルタイムなバンドから、古典的なアーティストまで聴きました。

その中で、一番感動したCDは、ジョン・リー・フッカー (John Lee Hooker)のベスト盤でした。
マニアックなチョイスで申し訳ないですが…。

何がが凄いかといいますと、エレクトリックギターとフェイクを効かせたボーカルという、リズム&ブルースのスタイルが、もう1948年の時点で出来上がっていたことです。
(あえてリズム&ブルースと書きました。現代の日本で、R&Bと説明すると別な音楽ジャンルに誤解されそうですので…)

エレクトリックギターがガンガン鳴って、ブギなリズムを刻み、フェイクを効かせたボーカルが漂う…。
そのスタイルは、まさにロックです。
現代の耳で効いてもロックな曲として聴けるのです!
音源は1948年です!
それって凄くないですか?

様々なリズム&ブルースのミュージシャンが居ますが、私はジョン・リー・フッカーが好きです。
ロック好きな人間が、ロックを聴き詰めると、リズム&ブルースに辿り着くという鉄則がありますが、それが非常に良く分かります。
“たどりついたらいつも雨ふり”という日本の古い歌がありますが、まさに“たどりついたらジョン・リー・フッカー”だったのです。

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ザ・グレイト・ジョン・リー・フッカー
ザ・グレイト・ジョン・リー・フッカー
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