コンビニの外の隅に設置してある喫煙所で、喫煙者が肩身狭く喫煙している光景は、もうすっかり馴染みの光景になりました。
私は、最初から全く喫煙しない、非喫煙者です。
昔は喫煙者が、日常茶飯事ウロウロしていたので、副流煙に慣れていて気になりませんでしたが、今は公の場で喫煙する場所が無くなってしまい、すっかり苦手になってしまいました。
特に飲食店では、副流煙が漂ってくると、もう駄目です。
そんなコンビニの喫煙所でマスクをした女性が、マスクを外して煙草を吸い始めた光景を見て、複雑な心境になりました。
マスクは花粉症対策なのか、風邪をひいているのか、はたまた風邪の予防なのでしょうでしょうか?
この女性は、健康に気を配っているのか、不健康なのか、どちらなのでしょうか?
その光景を見て、ふと思った事は、喫煙者は、PM2.5とか放射性物質などが、体に悪いと騒ぎ立てても全く説得力がないということです。
自ら発癌性物質を、好んで吸引しているばかりでなく、周囲の人にも副流煙で受動喫煙させて、まき散らしているからです。
少なくとも、反原発論者や反原発デモをする人は、非喫煙者でないといけません。
放射性物質による、人類の現代および未来の健康を憂慮して、『原発いらない!』、『再稼働反対!』と言っている筈なのに、自ら発癌性物質を、まき散らしていては、論理のつじつまが合いません。
“煙が目にしみる(Smoke Gets In Your Eyes)”は、有名なジャズのスタンダードナンバーですが、ロック畑のブライアン・フェリーが、1974年のアルバム“Another Time, Another Place” (写真)で、情感たっぷりにカヴァーしています。
ロック・ミュージシャンが、長髪にデニム姿でオリジナル曲を演奏するのが常識だった’70年代において、写真のようなタキシード姿で、カヴァーばかり歌うブライアン・フェリーのスタイルが、当時は逆にショッキングだったらしいです。
実際私も、このアルバムを初めて聴いた時は驚きました。
タキシード姿でロックを歌う!
しかも、スタンダードナンバーばかりのカヴァーを歌う!
まさに逆転の発想。
ブライアン・フェリーの着眼点が、凄いです。
そう言えば、この“Another Time, Another Place”のジャケットでも、ブライアン・フェリーは、左手に煙草片手にプール・サイドでポーズを取っています。
もし、その場に私が居合わせたとしたら、『煙が目にしみる!』と思ったことでしょう。
アナザー・タイム、アナザー・プレイス(いつかどこかで)(紙ジャケット仕様) [CD]