13437b7a.jpg

写真はSoup.6月号からです。
今年らしく、ダンガリーシャツを着ている、田中美保ちゃんです。
田中美保ちゃんが着ると、普段ダンガリーシャツを愛用している野郎達とは、大分違った雰囲気です。
というか、今時の女の子は、ダンガリーシャツなぞ、ほとんど着たことがなかったでしょう。
女の子にとっては、新鮮なアイテムだと思います。
メンズのアイテムを女の子が着るという現象は、モッズパーカーが本来、メンズが着る服であったはずなのに、近頃は女の子が着る服になってしまったのが始まりだと思います。
モッズパーカーやダンガリーシャツなど、主にメンズが着ていた服が、女の子にもてはやされる根底には、女の子の恋愛気質があるのだと思います。
彼のモッズパーカーやダンガリーシャツを借りて、試しに着てみたら、意外にカワイかったという、そんな一場面を思い浮かべてしまいます。

彼の服を借りたかのような、その『なんちゃって』感が、女の子のファッションにメンズのアイテムを取り入れることの良さだと思います。

特に今季のダンガリーシャツは、ジャストサイズではなく、裾や袖が長くて、ユルユルな感じになるようにデザインされています。
『彼から借りて着てみたけど、サイズがちょっと大きかったー』というような印象になるようになっています。
年頃のお嬢さんを持つお父さんが、ユルユルのダンガリーシャツを着たお嬢さんを見たら、卒倒しそうですね。

それにしても、田中美保ちゃんは、何を着てもカワイいな。