★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

バブル経済

古いマンションに住んでいる感想

政府の規制改革会議で、老朽化したマンションの建て替えを促すため、建て替えに必要な条件の規制を見直すよう求めているとのことです。

私が住んでいるマンションは今年で、築29年です。
築50年〜40年のマンションもあるので、『老朽化マンション』と呼ぶには、まだ早いかも知れませんが、決して新しいマンションではないです。
むしろ古い方でしょう。
築30年を目前に、マンション各戸のリフォームが続いています。
エレベーターには、リフォーム用の機材を積むためのカバーが付けられたままです。

古いからと言って特に不満はないのですが、内装が30年前の感覚なので、現代人の感覚からズレを感じさせられます。
『当時の人は、これで満足していたのかなぁ』と思うのが正直な気持ちです。
その生活感を分かりやすく言うと、30年前の古いラジカセ(これも古い言葉)に、強引にiPodを接続して音楽を聴いているような感覚です。
日本がバブル経済に突入するきっかけになる、プラザ合意の前に建てられたマンションですからね。
それは、古いはずです。

マンションのような高層住宅が老朽化しているという事実は、日本が成熟国家に突入したという証拠だと思います。
それを、いかに維持管理するか建て替えるかなどが、日本の当面の課題のように思われます。

下の写真は、最上階でないのに、なぜか雨漏りのシミがある私の部屋の天井です。

天井

タダほど高いものはない

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徐々に寒さがやわらいでいます。
1月は、風邪が長引いていましたが、体調は良くなってきています。

ネットでGDPについて検索したら、日本が中国に追い抜かれてGDPが世界2位から3位に転落したという記事ばかりヒットしました。
今さら、そんなにギャーギャー騒がなくてもGDPが中国に追い抜かれるのは、分かっていたはずです。

思えば、1985年のプラザ合意で円高ドル安になって、それで日本の命運が変わってしまいました。
でも、当時の世界経済を考えると、プラザ合意は、やむを得なかったのだと思います。
むしろ、プラザ合意の後、漫然と低金利政策を続けていた日本の金融政策が間違っていたのかも知れません。
『利子が安くなったよ。じゃんじゃん、お金を借りて!貯蓄するより投資で増やして!』と声高に叫んだ、当時の日本の銀行も問題です。

タダほど高いものはない

タダ≒低金利と考えると、日本のバブル経済の低金利政策は、まさにその慣用句が当てはまるでしょう。
失われた20年で、大分高くつきましたね。
バブル時代の投資ブームは、私、かなり醒めた目で見ていましたから。
やはり、『所得を増やすには、働いて増やす』、『お金がないなら買わない』、『銀行は、お金を預けるだけに使う』が、鉄則だと思います。
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