★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

バレンタイン

バレンタインの思い出

バレンタインデーの思い出話です。
私は小学生の時はバレンタインのチョコをもらったことがなくて、6年生の時、クラスで義理チョコをもらえない男子が3人だけ居たのですが、私はその3人の中に入っていました。
小学生の時は子供過ぎて仕方ないと思いますが、中高生の時の6年間も、義理チョコ0個です。
人生初の義理チョコは大学生になってからだと記憶しています。
本命チョコは生まれてこのかた一度も貰ったことありません。
それは、ブサイクで女性にモテないからであるのと、私が変わり者であるからだと思います。
それは、現在でも私が独身である理由に繋がっています。
ブサイク&変わり者は、自分でも自覚しているので、どうしようもならないと思っています。
でも、その代わり、私は女性に人生を左右されない自由な独身生活を謳歌することに決めているのです。
それもまた、楽しいです。
自由な独身生活が羨ましいと思っている方も、大勢居るでしょうからね。

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田中美保ちゃんのバレンタイン

mini 3月号は『田中美保の3weeks着まわし・バレンタイン物語』の特集です。
これは、田中美保ちゃんが入社4年目のファッション雑誌編集者に扮した2/8から2/28までの、着まわし物語です。
この物語は、ファッション雑誌編集者である田中美保ちゃんが、バレンタインデーに手作りチョコを、意中の君嶋くんに手渡して告白することが核になっています。

写真は2/15の場面です。
『結局、一方的におしつけて帰ったから、返事は聞かずじまい。好きとは伝えたけど…。ひとまず大好きな音楽と雑誌に囲まれて気分転換★』
と、こういった具合です。
結局は2/28に美保ちゃんと君嶋くんはデートに行くことになって、物語は終了するのですが、その後の2人の恋の行方はどうなるのか、気になる所です。
いやぁ、私も田中美保ちゃんからバレンタインに手作りチョコをもらって、告白されたいです。
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ついこの間まで、美保ちゃんはミディアムまで髪を伸ばしていたようですが、またバッサリ切ったようです。
やっぱり、美保ちゃんは、ショートカットが似合いますよ。

制作日記1

締め切りが近付いて、徐々に忙しくなってきました。あと1ヶ月で仕上げて額装して、搬入しなければいけません。昨年秋の公募展に出展した作品は、あらかじめ完成していた作品を出展しましたが、今回は、締め切りに間に合わせなければなりません。そういう事で、完成するまで、制作日記にお付き合い願います。今回制作するのは、このバレンタインデーに完成したエスキース、『パーティーの前日に…』です。因みに本日の制作中のBGMは、“The Notorious Big Greatest Hits”です。ヒップホップ・アーティストは、2パックにしろ、Notorious Bigにしろ、なぜ何者かに射殺されなければならないんだろうと思いながら制作しました。a5caf479.jpgこれが、エスキースです。
bb87f8bd.jpgエスキースの輪郭を、キャンバスに転写します。少し、しっかりと線を引くのがコツです。
0a1100e2.jpgあれっ!せっかく引いた線が真っ白に塗り潰されちゃった!?これは、下地塗りです。あらかじめ下地塗りをすると、色ムラを防ぎ、発色が良くなります。下からうっすら線がみえます。ここで、しっかり引いた線が生きてきます。
1a1e55f4.jpgバックと髪の毛に色を塗っていきます。使用する絵の具は、アクリル絵の具です。色のチョイスは完全にインスピレーションの、おもむくままです。ぶっつけ本番ですね。こんな所で普段の、おこないの良し悪しが出てきそうです。

パーティーの前日に…

バレンタインの日に、次回作のエスキースが完成しました。今回は、構想が難渋しましたが、何とか形になりました。『絵画を用いたポエム』シリーズで構想を描きました。大きく描かれた女の子の横ではミサイルが派手に発射されています。頭上には、重そうなハマーの写真がコラージュされています。コラージュに関しては、画面の質感の意外性を求める目的でやってみました。あえて、空飛ぶミサイルを画面の下に配し、重量感あるハマーを頭上に持っていきました。この絵の構想は、この前、大阪へ行った帰りに、関空に向かう電車の中でまとめました。そして、この絵を『パーティーの前日に…』という題名にしました。パーティーの前日は、翌日のパーティーの期待に思いをはせるものです。その期待感を絵画で表現しようと思ったのです。あり得ない事が、あり得るパーティーの弾けた期待感を何とか表現しようと思った結果、こうなりました。この日は、バレンタインの日だったので、達成感と相まって華やかな気分になりました。教室の大宮政郎先生にも『いいんじゃない?』と言って下さったので、ほっとしています。構想が固まったので、いよいよ制作に入っていきます。→続く57c9f52a.jpg
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ザ・ポリス・インサイド・アウト

Everyone Stares/The Police Inside Out

ザ・ポリスのドラマー、スチュワート・コープランドが撮影・編集・監督した映画“Everyone Stares/The Police Inside Out”を観ました。
これは、ザ・ポリスのスチュワート・コープランドが、バンドの初期の頃から、数年後に世界的ロックスターになって、身動きが取れなくなって解散するまでを描いています。
これを観る限り、スチュワート・コープランドは、ザ・ポリスの活動中は、いつもカメラを持って行動していた事になります。
ライブ中でも、ドラムキットの脇に、スタンドでカメラを固定して撮影している程です。
それを21世紀になった今頃になって、編集して映画にしてしまうなんて、スチュワートは無造作過ぎますが、それが"Everyone Stares/The Police Inside Out”の魅力だと思います。

この映画は、後半になって人気が出れば出る程、行動が制限されて虚しくなって破綻する様が描かれています。
ロックスターの生活や日常なんて、一般大衆には想像出来ませんが、この映画は淡々と、それを映し出しています。
映画では、スチュワートが撮影した映像に、彼自身のナレーションが入ります。
そのナレーションが素朴で味わいがあります。

現実のロックスターの実態は、ツアーとレコーディングの連続で、ウンザリした生活である事が良く分かります。

個人的に興味深い場面は、日本で表参道を歩いている場面で、『日本人は贈り物と玩具が好きだ。特にバレンタインだから』というナレーションが入る所です。

また、バンドの後期に、スティングのベースの音が、どことなく寂しげに聴こえる所も興味深いです。
スティングが多忙のあまり曲を書く余裕がなくなる様子も描かれています。
理想と現実、ギャップがある事は誰も分かっているとは思いますが、ロックバンドの仕事を見せつけられると本当に、『ご苦労さん』と声をかけたくなってしまいます。

※この記事は、2017年2月17日に投稿当時の原文を損なわない程度に、修正致しました。


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『シャキーンとした猫』
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