★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

ピンク

いよいよ最終日です

今日は、いよいよ個展は最終日です。 
なので、まだ観に行ってない方は急いで観に行きましょう!
今日は展示はpm5:00までなので、気を付けて下さい。   

この『スイーツはいかが』は、とにかくピンク色のガーリーな感じな絵を描きたくて描きました。
ほぼピンク色のモノクローム状態ですが、完成間近の頃にケーキみたいな画面だと感じたので、『スイーツはいかが』と名付けました。  
この作品の制作中は、締め切り直前なのに風邪が長引き、とにかくしんどい思い出がありす。
部分的に仕上げが汚い部分があるなど、画面にも風邪によるダメージが出ていて、個人的には後悔が残る作品です。

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うさロック・制作記・7

c46e7d87.jpg前日の大宮政郎先生のアドバイスで、女の子の髪の一部を、ピンク色にすることにしました。
これだけでガラッと雰囲気が変わりました。
大宮先生、凄いです。
これぞ大宮マジックです。
まるで女の子がエクステを髪に付けたみたいです。



72808460.jpg着色の雑な部分を、塗り直ししていきます。
ぐっと完成に近付いてきた感じがします。

制作日記12・完成の日に思うこと

2008年3月22日の昼過ぎに、『パーティーの前日に…』が完成しました。2月21日に制作に着手し、ほぼ1ヶ月かかりました。制作した日付けを見ると、実質的には15日間かかった事になります。(制作日記に書かない日もあります)この1ヶ月間、2日に1回の頻度で制作していたのですね。もっとサボっていたような気がしますが、意外と働き者だったのですね。制作が終わって、何をしたいかと言うと、『どこか遠くへ行きたいな』という感じです。何か歌の歌詞のようです。作品の出来については、まだ客観的に振り返れられる感覚ではないです。まあ、3月31日の締め切りに間に合って、本当に良かったです。b127e221.jpgこの作品は、絵で紡ぐ詩です。『パーティーの前日に…』という題名で分かる通り、翌日のパーティーへの期待感で一杯 の女の子が描かれています。勝負服を試着したり、アクセサリーをつけてみたりしています。明日は、ハマーを持っているような素敵な男性と巡り会えるかも知れません。また、ミサイルが発射されるが如く、はじける宴への期待感で、ワクワクしています。そんな感覚を、この絵から感じ取って欲しいですね。

制作日記11・マックの話

この日は、アトリエ彩園子での制作です。大宮政郎先生は、絵を一目見て、『大分出来たじゃない』とコメントしました。誰の目にも完成が近い事は明らかです。この日は、女の子の周りのピンク色の色ムラの修正などです。これこそ、写真では分からないでしょうね。作業の最中、大宮先生は、私にパソコンの話をガンガン話し掛けていきます。大宮先生は、芸術家らしく、パソコンは専らマック派だそうです。マックの話と言ってもハンバーガーではなくて、アップルコンピューターのMacの話です。私はMacとWindows両方使う派です。やはり、Macしか使うのを嫌がる偏屈なMacファンや、Windowsしか使えない多勢派よりも、両方の操作方法を知っている方が、何かと便利です。大宮先生は、初期型のiMacを使っているそうですが、古くて、さすがに買い換えを検討しているらしく、 お店で新しいMacを品定めしているのですが、現在のOSXがお気に召さないようです。音楽用のソフトが要らないと仰るのです。そんな事をアトリエで、相談されるものですから、サッパリ作業が進みません。まあ、こんな日も、たまには良いでしょう。70bdb0bd.jpg写真で分かりますかねぇ…。これが作業前の状態です。
10f75b0d.jpg画面の凹凸はありますが、色ムラはなくなりました。やっぱり写真じゃ分からないでしょうかね?

制作日記10・密かに

しばらく、制作日記を書いていなかったら、制作をしてないと思われてしいました。制作してなかった訳でなく、密かに仕上げに突入し、もはや写真では判別出来ない程、細かな違いに過ぎないので、制作日記にとして、取り上げなかったのです。仕上げは、更に色を塗り上げて、色ムラや雑だと思われる部分を、修正していきます。唯一写真で分かるのは、ミサイルの炎の違いですね。7b349332.jpgまずこれが、修正前の状態です。女の子の横を飛んでいるミサイルの炎が変な形をしています。
6dc03265.jpgこれが修正後です。ミサイルの炎らしくなりましたね。バックのピンク色で炎の形を修正していきます。炎そのものの色も、調節していきます。
この他にも、色々修正していますが、もはや、肉眼でないと分からないですね。完成の足音が、近付いている感じがします。

制作日記9・炎〜あなたがここにいてほしい

締め切りに追われて、慌てて制作していましたが、何とか形になってきました。今日、アトリエ彩園子で、大宮政郎先生に見てもらったところ、『前より良くなった』と仰ってくれました。しかし、バックのピンク色が、もう少し強い感じの方が、女の子が映えるというので、バックのピンク色を強い色に塗り直していきます。9f69af8b.jpg今日はアトリエに一番乗りで来ました。誰も居ないアトリエで、パチリと。
6919ec86.jpgミサイルの炎をどんどん小さくしていきます。
2e4fc88f.jpg逆光で申し訳ございませんが、ミサイルの炎は、ここまで小さくなってしまいました。ピンク色のバックも強い色に変更されています。

制作日記8・お目パッチリ

連日に及ぶ制作で、私もいい加減ウンザリしてきました。元来一つの所にじっとしているのが苦手な質なので、どこか旅に出たくなってしまいます。しかし、締め切りは待ってくれません。 今回は、一番慎重を要する、顔の描き込みです。d69bff19.jpg主人公の女の子の瞳を慎重描き込み、睫毛もマスカラを入れたようにパッチリさせます。唇も明るいピンク色を入れ、唇の形も整えます。今までスッピンのようだったけど、急にお化粧したみたいですね。
2ccb17d3.jpg女の子がお化粧すると、不思議と画面もパッと明るくなります。

制作日記6・色彩の迷路

色彩の迷路に迷い込んでしまいました。考えれば、考える程配色が分からなくなります。この、色彩の迷路からは、どうやって抜け出せるのでしょうか?しかし、あまり深く考えて制作するのは、即興を主義とする私の意に反するので直感を重んじる 事にしました。バックの黄色い部分は、淡いピンク色にすれば全体の雰囲気が良くなるのでないかと…。6bf10987.jpgまた自宅にこもって制作です。
51ca05a2.jpgバックの色の変更に備え、マスキングテープでマスキング作業です。
3f78a92c.jpgバックを淡いピンク色に変更したら、中央の女の子の存在が映えて、全体的にかわいい感じになってきました。

制作日記5

春らしく、ヘアスタイルを変えてみました。今回は、デジタルパーマなるものに挑戦しました。髪の毛が濡れると、まっすぐになって、乾くと、くりくりになります。写真の表情が物憂げなのは作品の締め切りが近い(作品搬入3月31日)からでしょうか?隣室のギャラリーで開催されている『はまちひろの展覧会』を気にしながらの制作です。e227a21b.jpg
1280c0c2.jpgミサイルのコラージュが、ブロッコリーに見えるので、炎を描き足してミサイルらしくします。
4f3b061e.jpgバックの左端はレンガ色でしたが、大宮政朗先生から、『不協和音』とか、『勘違い』とか、『重い』と指摘されたので、ピンク色に塗り替えました。言われた通りにしたら、真ん中の女の子と相まって、かわいくなってきました。いよいよ、画面中央の部分を、どう処理したら良いか、分からなくなってきました。
気まぐれギャラリー
『シャキーンとした猫』
2019年

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