フランスのシンガー・ソングライター、フランソワーズ・アルディさんが、2024年6月11日に逝去致しました。
訃報を受けて、私はかなり動揺致しました。
なぜなら、同年の6月10日に、フランソワーズ・アルディの名盤3枚という記事を、アップしていたばかりだったからです。
6月11日は日本時間で12日でしたが、訃報に驚きと悲しみで、言いようなない感情が湧いて来ました。
Blog記事で取り上げた方が、記事をアップした2日後に訃報を目にするなんて…。
喉頭癌の闘病生活を送っていた事は、存じ上げていましたが…。
そして、『闘病生活大変でしたね』、『オール・オーバー・ザ・ワールドな人生でしたね』と、アルディさんに語りかけたくなりました。
そして、私の頭の中で、彼女が英語で歌った"All Over the World"が流れ始めました。
ソルボンヌ大学に在籍したアルディさんは、その卓越した語学力を生かして、イタリア語、ドイツ語、そして英語でも歌をレコーディングしました。
そればかりか、若き日は、それら各国のテレビ番組で、通訳なしで出演していた様子もYouTubeで観る事も出来ました。
それだけでも、凄い事ですが、アメリカの映画『グランプリ』で、女優としても活動し、吹き替えなしで、英語のセリフを話していました。
そして、その音楽は日本でも愛されていました。
まさに、"All Over the World"な人生です。
フランソワーズ・アルディさんの、ご冥福をお祈り致します。
私を感動させる曲を作り、歌って頂いて、本当に感謝しています。
"In English"は、全編英語でレコーディングされたアルバムです。
"All Over the World"も収録されています。