★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

ブラー

年がら年中、サマーソニック

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本日も朝6:00に起床。
朝起きた時からロック聴きまくりです。
体調も、昨日より良い感じです。
朝食を食べてから、車に乗っても、ロックをガンガンかけています。
車の中は近所迷惑にならないので、ボリュームを上げて聴いています。
こんなにロックばかり聴いていて、体に悪くないものなのでしょうか?
そう、私は年がら年中、サマーソニックなのです。
因みに、聴いていた音源は、朝起きた時は、
thee michelle gun elephant の“LAST HEAVEN'S BOOTLEG”で、
車の中で聴いたのは、Blur の “All The People”です。

こんな夢をみた

4f1a91c6.jpg昔つるんでいた、女友達何人かと、ライブハウスへ行く、という夢をみた。面白いことに、皆さん現在のルックスではなく、若い頃のルックスでした。『最近、こうしている』などと話ながら、海岸近くのライブハウスに到着。ステージに出てきたのはブラーでした。面白いことに、ギターの一音に至るまでリアルな音でした。ライブの演奏中に目が覚めてしまいました。

In The City

Paul Weller

In The Cityは、時々無性にに聴きたくなるザ・ジャムのデビュー曲。
実は同名異曲のザ・フーの曲がありますが、ザ・ジャムの方が有名です。
ザ・フーが1966年の曲で、ザ・ジャムの方が1977年の曲です。

でも、ザ・フーIn The Cityと、ザ・ジャムIn The Cityは歌の出だしがかなり似ています。
作曲したポール・ウェラーをはじめ、ザ・ジャムのメンバーは、初期のザ・フーの音楽とビジュアルイメージそっくりにしていた位ですから、当然この曲は知っていると思います。

私が興味深いのは、ポール・ウェラーが曲を作る際のプロセスが垣間見える所です。
恐らく、ザ・フーのIn The Cityをカバーして、色々いじり回してザ・ジャムの同曲が完成したと思われます。
歌の出だしが以外は全く違う曲であるし、何よりもあの強烈なイントロを思い付いただけでも素晴らしいです。

あのイントロをフルボリュームで聴くと、とんでもない事になります。
興味がある方はCDを買って、ヘッドホンか、カーステレオでフルボリュームで聴いてみて下さい。
私は耳から血が出るかと思いました。
この曲をタイトルに冠したザ・ジャムのファーストアルバムも素晴らしく、UKロックに興味がある方は必聴であると思います。

In The City

アルバム全編を通して、激情的に激しいギターサウンドの高速な曲が散りばめられています。
これは殆んどパンクロックの影響下にあるアルバムです。

このバンドはよくジャンル分けで議論されますが、『パンク』と紹介される時もあれば、『モッズ』と紹介される時もあります。
しかし、モッズは基本的にファッション用語であるし、パンクであるとすれば、曲調がモータウン系に寄り過ぎています。

まあ、強いてジャンル分けするならUKロックという事でしょうか?
ザ・ジャムがブレイクした15年後にブリット・ポップと呼ばれるムーブメントが起こり、ブラーやオアシスが人気を博しますが、ザ・フーなどの60年代イギリスのバンドの影響を下地に、モダンなロックの曲を作るという方法論はザ・ジャムを踏襲したものだと思われます。

※この記事は2020年12月6日に、投稿当時の原文を損なわない程度に編集致しました。

IN THE CITY
JAM
POLYD
1997-09-01


Substitute

またまた音楽ネタで申し訳ないです。
ザ・フーのSabstitute(代理人)邦題、恋のピンチヒッターは、このバンドの代表的な一曲です
後にセックスピストルズやブラーもカバーしたパンクの香りが漂う1曲です。

印象的なのはイントロのリフですが、カバーの場合、これをどうアレンジするかで、そのバンドの個性が決まるようです。オリジナルは、エディ・コクラン風にアコースティックギターとエレクトリックギターをオーバーダビングして、かなりポップに仕上がっています。

しかし、これがライヴになると、ギタリストのピート・タウンゼントは、ディストーションを効かせて、かなり短気で乱暴な演奏をします。この時、ドラムのキース・ムーンは必要以上にシンバルをシャンシャン鳴らして、よりやかましくなります。
セックス・ピストルズやブラーがカバーしたのはライヴの演奏が元のようです。

Substitute

実は、この曲はザ・フーにというバンドに曰く付きのシングルで、レコーディングプロデューサーと、印税について揉めて裁判沙汰になり、仕方なくギタリストのピート・タウンゼントがプロデュースした曲であったのです。

巨大な音楽産業の中で、人の手を借りずに、自分の手で作るという精神はパンクに通じる所があります。
このシングルはレコード会社によって、B面にザ・フー以外の曲を収録されたり、また裁判沙汰に巻き込まれたりしました。
そんなゴタゴタが続くなか、全英4位までヒットチャートを昇ったのは曲そのものが良かったからであると思います。

それにしても、邦題の『恋のピンチヒッター』はいただけない。
歌詞そのものは人間の嘘や欺瞞を歌っているからです。
そういえば、この話題は矢郷良明さんのブログ でも取り上げていたなぁ。


※この記事は2020年9月21日に、投稿当時の原文を損なわない程度に編集致しました。
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