22日は非常にご機嫌な一日でした。
この日もあらゆるロッキンなCDを聴きました。
リアルタイムなバンドから、古典的なアーティストまで聴きました。

その中で、一番感動したCDは、ジョン・リー・フッカー (John Lee Hooker)のベスト盤でした。
マニアックなチョイスで申し訳ないですが…。

何がが凄いかといいますと、エレクトリックギターとフェイクを効かせたボーカルという、リズム&ブルースのスタイルが、もう1948年の時点で出来上がっていたことです。
(あえてリズム&ブルースと書きました。現代の日本で、R&Bと説明すると別な音楽ジャンルに誤解されそうですので…)

エレクトリックギターがガンガン鳴って、ブギなリズムを刻み、フェイクを効かせたボーカルが漂う…。
そのスタイルは、まさにロックです。
現代の耳で効いてもロックな曲として聴けるのです!
音源は1948年です!
それって凄くないですか?

様々なリズム&ブルースのミュージシャンが居ますが、私はジョン・リー・フッカーが好きです。
ロック好きな人間が、ロックを聴き詰めると、リズム&ブルースに辿り着くという鉄則がありますが、それが非常に良く分かります。
“たどりついたらいつも雨ふり”という日本の古い歌がありますが、まさに“たどりついたらジョン・リー・フッカー”だったのです。

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ザ・グレイト・ジョン・リー・フッカー
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