★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018富山国際現代美術展に参加。

ポール・ウェラー

マイルズ・ケイン全アルバムの解説

Miles Kane

6日は、マイルズ・ケインのアルバムを聴きまくりました。

全体的に、一通りききまして、『マイルズは、ロックな人だ』と痛感しました。
キャリアの早いうちから、エレクトリック・ギターとボーカルを中心としたSSWとしての活動は2010年代としては正解だったと思います。
2010年代は、バンドよりもSSWの方が主流であり、ロック・マニアからすると残念な時代ですからね。

SSWとして活動するマイルズも、バンド魂を忘れずに、必ず誰かと共作したり、セッションしたりして、曲をリリースする姿が、ロックに感じました。

Rascalize

まずは、2008年のザ・ラスカルズの"Rascalize"です。
リバプールのローカル・バンドであったリトル・フレイムスのリード・ギタリストであったマイルズが、リトル・フレイムスとは別活動として、ザ・ラスカルズを結成します。
ザ・ラスカルズのリズム・セクションであったベースのジョー・エドワーズ、ドラムのグレッグ・ミグホールの3人ですが、マイルズはボーカリストとソングライターとして、フロントマンとしてのデビューを飾ります。
結果的にキャリア史上、マイルズのサイケなギターが思う存分、堪能出来る1枚となっています。
ザ・ラスカルズとしてバンド名義ではありますが、この"Rascalize"がマイルズのファースト・アルバムと定義しても良いでしょう。
Rascalize
The Rascals
Deltasonic / Hostess
2008-07-08


リトル・フレイムスとザ・ラスカルズが、アークティック・モンキーズの対バンだった縁で、アレックス・ターナーとラスト・シャドウ・パペッツを結成し、マイルズは一躍スターになりました。
結果的にザ・ラスカルズもリバプールのローカル・バンドに陥ってしまったことで、マイルズはロンドンに出て来ます。

Miles Kane


そして、アークティック・モンキーズのアレックス・ターナーとソングライティングを進め、スーパー・ファーリー・アニマルズのグリフ・リースのプロデュースでアルバムを完成させました。
それが、2011年の"Colour of the Trap"です。

COLOUR OF THE TRAP
MILES KANE
COLUM
2011-05-06


ブリット・ポップのバンドであるスーパー・ファーリー・アニマルズのクリエイター、グリフ・リースの助言もあり、ブリット・ポップを2010年代に再現させる手法を確立させています。
この"Colour of the Trap"が、現在までにおけるマイルズ・ケインの作風を決定付けるアルバムとなっています。

Don't Forget Who You Are

2013年の"Don't Forget Who You Are"は出身地、リバプールに縁があるブリット・ポップ・バンド、The Lightning Seedsのイアン・ブルーディーをプロデューサーに迎えました。
そして、ポール・ウェラー、アンディー・パートリッジといったUKロックの大御所とソングライティングしたり、レコーディングをして、更にブリット・ポップの正統な後継者であることを印象付けました。

大御所のミュージシャンと共作、共演したマイルズは、一流のミュージシャンとして認められました。
Don't Forget Who You Are
Miles Kane
Imports
2013-06-11



英国の国内で、英国スタイルのロックで成功したマイルズは、その後活動の拠点を、何とロサンゼルスに移してしまいます。
2016年は、アレックス・ターナーとのユニット、ラスト・シャドウ・パペッツの新作のリリースとツアーに明け暮れ、2018年に"Coup De Grace"をリリースしました。

Coup De Grace


しかしながら、"Coup De Grace"は米国風のサウンドではなく、またもや英国風でした。
それもそのはずで、同世代の英国のSSWのジェイミーTと2人で、レコーディングしたからです。
プロデューサーは、米国人ながら、英国のミュージシャンと縁が深いジョン・コングルトンを起用しています。
共作したジェイミーは、のどかにアコギを弾いているタイプのSSWではなく、ヒップホップを大胆に導入したストリート寄りのSSWです。
結果的にグラム・ロックやパンク・ロックといった、ブリット・ポップでも、ストリート寄りの音作りになりました。

Coup De Grace
Miles Kane
Virgin
2018-08-10



リバプールからロンドン、そしてロサンゼルスに活動拠点を移して行ったマイルズ・ケインです。
何かと、ロックという音楽がマニアックに陥って行く2010年代を、自らの知恵と人脈でサヴァイヴして行く姿は、頼もしく感じてしまいます。

がなるポール・ウェラー!

Home and Abroad

ポール・ウェラーの全キャリアの中でも、スタイル・カウンシルの時代はクールなイメージで、汗臭いイメージは皆無です。
しかしながら、スタイル・カウンシルのライブ盤"Home and Abroad" では、ポール・ウェラーは、ボーカルで、がなりまくり、グシャグシャなギターを弾いています。

一聴すると、スタイル・カウンシルのアルバムの中でも、"Home and Abroad" だけはザ・ジャムみたいに感じてしまいます。
考えてみますと、このライブの3年前までは、ポール・ウェラーはザ・ジャムとしてライブ活動をしていた訳で、『人って、やっぱり根っこは変わらないんだ』と思ってしまいます。

ライブの中心メンバーは、ポール・ウェラーと、キーボードのミック・タルボットのコンビ。
そして、ドラムのスティーヴ・ホワイト、女性コーラスのD.C.リーです。
他にホーン・セクションやベース、パーカッションなど大所帯です。
大所帯バンドの割には、どことなく演奏がショボく、ザ・ジャムのような勢いとノリでライブをしているように感じます。

特筆すべきは、ドラムのスティーヴ・ホワイトで、スタジオ盤より叩きまくっている所です。
スティーヴ・ホワイトは、スタイル・カウンシル解散後も、ポール・ウェラーのソロ・ワークでもドラムを叩いているので、"Home and Abroad"は、後のポール・ウェラーのソロ・ワークの原型のようにも聴こえて来ます。

結果的に、スタイル・カウンシルは、ザ・ジャムとポール・ウェラーのソロ・ワークの橋渡し役であったことを実感させられます。

因みに、コーラスのD.C.リーは現在、ポール・ウェラーの前妻となっており、娘さんがD.C.リーと瓜二つのルックスでモデル活動をしています。

Home & Abroad: Live
Style Council
Polygram Int'l
1998-10-13

『時代不詳のロック』

Heavy Soul












本日は、毎朝の体重測定で、今年のベストを更新しました。
でも、体調がイマイチなので、複雑な心境です。

この日は気分でポール・ウェラーの曲を聴きまくっていました。
ポール・ウェラーは、多様な音楽性を持つことで知られるUKロックの親玉的な存在ですが、私はポール・ウェラーの曲でも、ロックっぽい曲が好きです。
なので、アルバムも“Heavy Soul” (1997年)とか、“As Is Now” (2005年)とか、ロック色の強いアルバムが好きです。
特に、“Heavy Soul” は、リアルタイムで聴いた時の思い出とか、蘇りはすれども、懐かしの'90年代サウンドとは感じませんでした。
同時代のブラーやオアシスなどを今聴くと、『うわっ懐かしい〜』と感じますが、なぜかポール・ウェラーの曲は、そう感じないのです。

それは、この頃のポール・ウェラーは、表面的な流行に目移りせずに、シンプルでオーソドックスなロックを演奏していたからに違いありません。
実際、“Heavy Soul” は無駄がなくて、シンプルかつ普遍的なロック・サウンドです。
その頃、若造だったブラーやオアシスに比べて、当時30代後半だったポール・ウェラーは、ブレずに既に自分のスタイルを確立させていたからでしょう。
まぁ、ポール・ウェラーは10代から20代にかけて、ザ・ジャムやザ・スタイル・カウンシルの時代を通し、流行に色目を使った曲や、サウンドを散々作り尽くしていたので、『流行など、何を今更』と感じてもおかしくはありません。

この、“Heavy Soul”の収録曲も、聴きようによっては、'60年代〜'70年代初頭のロックにも聴こえますが、感覚的には'60年代〜'70年代初頭にはあり得ないシャープな現代的な感性があり、『時代不詳のロック』と感じられます。
この、『時代不詳のロック』という感覚は、ポール・ウェラーのソロ・ワークに共通して言えるかも知れません。

Heavy Soul
Heavy Soul [CD]

もはやロック中毒?

前日とは、打って変わってエネルギッシュに行動した私です。
淡々と様々な雑用を、こなしていきました。

本日は、車でガンガンとポール・ウェラーのロックな歌とギターを堪能しながら、行動しました。
私のロック好きは、もはやロック中毒の領域です。
私が所有する自宅や車に搭載している全てのスピーカーからは、常にディストーションで歪んだギターの音ばかり流れています。
一日の内で音楽を聴ける状況では常時、そんなガシャガシャというノイジーなロックの音が鳴り響く中で生活しています。

大通三丁目


朝からロックでハイテンション!

20日も、気分も体調もまずまずです。
いつも、朝はカーステレオでロックを大音量で聴いて移動するのが、私の長年の習慣です。
朝からロックでハイテンション!
ロックは私の人生でなくてはならないものです。
この日は、ポール・ウェラーのライブ盤で大盛り上がりです。

大通り三丁目

久し振りにポール・ウェラーを聴いたら…

BBC













昨日、久し振りにポール・ウェラーの“At the BBC”を聴いたら、以前聴いた時より、なかなか良く感じました。

ポール・ウェラーは、長いキャリアの中で、様々な音楽ジャンルにチャレンジした方なので、ロックに留まらず、音楽の幅が広いように感じます。
一時期、ポール・ウェラーは、R&Bやジャジーな曲調が多い、スタイル・カウンシルを結成して『ロックから離れた』と批判された時がありましたが、今はちゃんとロックをやっています。
しかし、同じロックでも、あらゆるジャンルの音楽をやった経歴が滲みでるような響きをしている気がするのです。
結局、結果的にスタイル・カウンシルは、ポールにとって、やっておいて良かったキャリアだったのだと感じました。

At the BBC
At the BBC
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ウェラー号でポール・ウェラーを聴く

18日は、ウェラー号(フリーランダー2)で移動しました。
フリーランダー2には6連CDチェンジャーが標準装備してあるのですが、“ウェラー号”なので、ポール・ウェラーのライブ盤CDを積んでいます。
ポール・ウェラーは昨日も聴いたので、毎日聴いていることになります。

学生時代、楽しい夏休みが終わり、夜行列車の中で、The Jam (若き日のポール・ウェラーのバンド)の音楽をヘッドホンステレオ聴きながら、涙ぐみながら大学に帰った思い出があるのです。
そんな思い出があるものですから、ポール・ウェラーは、非常に思い入れがあるミュージシャンなのです。

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As Is Now

ポール・ウェラー(Paul Weller)の“As Is Now”を聴いています。
このアルバムは、2000年以降のポール・ウェラーのアルバムで一番ロック色が強くて気に入っています。
(リリースは2005年)
本当に、ポール・ウェラーは好きなミュージシャンです。
近年もコンスタントにアルバムをリリースするなど、音楽に対するその前向きな姿勢に好感を持っています。

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活躍していますウェラー号

最近は、制作をしています。
私の場合は忙しいので制作は場所は、私と共に移動します。
その時、活躍するのがウェラー号(フリーランダー2)です。
元々、ウェラー号は作品の搬送用に購入した車なので、今はフルに活躍しています。
今日もウェラー号の荷台に作品を載せて移動しています。

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認知度が低いウェラー号

やっと梅雨らしい雨になってきたので、7日はウェラー号(フリーランダー2)で移動しました。
今年の梅雨は空梅雨だと危惧していたので、まぁ降って良かったのではないかと思います。

今まで何度も書きましたが、ウェラー号の名前の由来はイギリスの
ロックシンガー・ギタリストであるポール・ウェラーです。
車内では、ずっとポール・ウェラーの曲が流れています。

でも、私のウェラー号に気付いてくれる方も居れば、未だにウェラー号が、どんな車か分からない方もいます。
下の写真の車ですよ。
なかなかピーターラビット号より認知度が低いウェラー号でした。

でも…。
認知度が高くなったからと言って、どうなるものでもないですけどね。

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『シャキーンとした猫』
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