★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

マイケル・ジャクソン

ポールの歌声


今日、ランチを食べようとレストランに入ったら、マイケル・ジャクソンの
“Girl Is Mine”がBGMで流れていました。
この曲はマイケル・ジャクソンとポール・マッカートニーがデュエットする曲なのですが、そのポールの歌声に、いたく感銘を受けました。
ポールのボーカルスタイルは、基本的にはロックなのですが、地声が甘い上、独自のメロディー感覚を持っているので、曲によっては優しい感じに聴こえます。
“Girl Is Mine”では、その優しく甘いポールのボーカルが堪能できる曲です。
ポールの歌声を聴くと、いつも、普段ギスギス考えていることがバカバカしく感じてきます。
もちろん、それは良い意味でですけどね。
なぜ、ギスギス考えていることがバカバカしく感じるかというと、ポールのその人柄が歌声に滲み出ているからです。
ポールの、その人柄のイメージは、良き家庭人、良きパパ、良きビジネスマン、良き作曲家、良きミュージシャンです。
最もロックから縁遠い人のようなのですが、なぜかバリバリにロックの最前線で活躍しているのですから不思議です。
ロックを聴くと、どこか鬱屈したイメージがついてまわるのですが、ポールの歌声は平和な家庭を想像してしまいます。
私は、どこか刹那的な思考回路があるのですが、ポールの歌声を聴くと、刹那的に考えることが愚かに感じてしまいます。
だから私は時々、『けっ!ポール・マッカートニーなんか!イギーとStoogesでも聴いてようかな』と思うのですが、ポールの歌声はどこかへ出かけると、ふと耳にすることが多いものですから、つい聴き入ってしまいます。
そんな時、ふと耳にしたポールの歌声を聴くと、まるでポールと奥さんのリンダ
(故人)のホームパーティーに招かれたような心境になります。
ポールって、本当にいい人そうだなぁと感じています。

兄貴と弟

マイケル・ジャクソンが亡くなりました。
それそのものがショッキングな出来事でしたが、私が印象に残ったのは、兄のジャーメイン・ジャクソンが、気丈にも、マイケル死亡に関する記者会見を受けたことです。
やはり、ジャクソン5の位置関係からすると、兄のジャーメインがこういった記者会見するのは頷けます。
ジャクソン5では、ジャーメインとマイケルが才能や人気を2分していたからなのです。
記者会見で、久しぶりにジャーメインを見ましたが、やはり兄弟なんだと納得しました。
ソロ活動では、弟マイケルに大きく水を開けられましたが、やはり『兄貴は兄貴』なのです。(それでも、ジャーメインの才能も優れたものですが…)

ジャクソン5の2大スターであったジャーメインとマイケル。
ソロになっても、競うようにヒットチャートを賑わせたジャーメインとマイケル。
マイケルが逮捕された時も積極的にマイケルを擁護したジャーメイン。
そして、マイケル死亡宣言をしたジャーメイン。

やはり、解散しても事実上は解散してなかったのが、ジャクソン5だったのです。
マイケルは、良い兄貴を持ったと思います。
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マイケルとジャーメインの掛け合いが絶妙な、ジャクソン5の“ABC”です。
ちびっ子シンガー、マイケルのすぐ横で、頼もしそうにベースを弾いているのがジャーメインです。

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『シャキーンとした猫』
2019年

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