★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

マイ・ジェネレーション

前向きなのか、後ろ向きなのか

近頃は、非常に前向きで行動的な私です。
4月と5月は、最近のアーティストの曲を聴くことが多かったですが、今月はビートルズや、ザ・フーのような10代の時から慣れ親しんだ曲を聴くことが多くなりました。
この傾向は以前からあって、新しい音楽を求めて音源を集めまくったかと思えば、自分にとっての“定番”を聴くようになったり、波のように変わります。
今はビートルズや、ザ・フーのような“自分にとっての定番”を聴きたい気分なのです。

聴いていると高校時代や大学に入学したての頃を思い出します。
高校時代に“イエロー・サブマリン”を聴きながら制作した思い出…。
大学1年の時にステレオをタイマー設定にして、ザ・フーの“マイ・ジェネレーション”を毎朝目覚まし変わりに使っていて、あまりの爆音で飛び起きてしまうという思い出…。

行動は近頃前向きですが、音楽に対する思いは後ろ向きですね〜。

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ガールズジャケット

このCDのジャケットのデザイン、60年代っぽくて、かわいいでしょう?

このモッズファッションで決めたお姉さんがジャケットを飾るCDは、ザ・フーのファースト・アルバム、“My Generation”の日本盤の紙ジャケによる再発です。
このアルバムはUK盤、US盤と日本盤は全くジャケットや曲順が全く違います。

中でもこの日本盤は、『ガールズジャケット』と呼ばれ、ジャケットのデザインや稀少性も相まって、中古レコード屋さんで10万円以上のプレミアがついています。
本物の発売は1967年2月です。
私も色々な中古レコード屋さんをまわりましたが、このレコードだけは実物を見たことなかったです。

本当は別のCDを探しにタワーレコードへ行ったのですが、棚にディスプレイされているこのCDを見て、迷わず購入しました。
再発CDは10万円以上しませんからね。

それにしましても、日本盤のデザインって、大抵がっかりさせられる物が多いですが、このアルバムについて別物です。
恐らく、ザ・フーが当時最先端のモッズファッションに身を包んでいて話題になっていたので、当時のテイチクの担当者はこの写真をチョイスしたのでしょう。

ガールズジャケット

最大の欠点はこのお姉さんが歌っているのように誤解される恐れがある事です。
レコード針を下ろすと、歌っているのは、マッチョな男の絶叫ボーカルが聴こえて、がっかりした方も居たでしょう。
見るとモッズファッションのお姉さんの横に小さく丸い4つの輪の中があり、そこに4人のメンバーの顔写真が各々収まっています。

今回はこのアルバムのアートワークについて説明しましたが、内容についてはまたの機会に説明しましょう。

※この記事は2014年2月11日に投稿当時の記事の内容を損なわない程度に編集しました。

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『シャキーンとした猫』
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