★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

ミカバンド

もうやめて欲しい

週が明けて19日は、テレビで加藤和彦さんの追悼特集ばかり放送しています。
ファン心理としては、加藤和彦さんが自殺した事実をあまり意識したくないのですが、テレビをつければ、その特集ばかりです。     
そして嫌がうえにも、加藤和彦さんが、もうこの世の中に居ないことを認識させられます。
だから、テレビの追悼特集は、もうやめて欲しいです。      

マスコミは、今になって類い希なコンポーザーであったことを報じていますが、なぜ生きている時に報じなかったのでしょうか?
多分、今回の報道で加藤和彦さんを初めて知った方も多いと思われます。

私のすぐ手元には、サディスティック・ミカ・バンドのファーストアルバムがあるのですが、心穏やかでなく、聴く気にならないのです。
“悲しくて、とてもやり切れない”とはまさに、このことです。

写真は、私が持っているサディスティック・ミカ・バンドのファーストアルバムのCDです。
年期入ってますね。
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追悼、加藤和彦さん

加藤和彦さんが17日朝、軽井沢のホテルで首を吊って亡くなっている所を発見されたそうです。
ホテルの部屋から遺書も見つかったそうです。

私は、加藤和彦さんのファンだったので、凄くショックです。
私はあまり感情を表に出さないの方なのですが、そんな私でも悲しみがこみ上げてきます。
恐らく亡くなった奥さんで作詞家の安井かずみさんの元に旅立ったのでしょう。
今頃、天国で安井かずみさんと、優雅にフランス料理を召し上がっていることでしょう。

私がその訃報を聞いたのが、17日の午後4時頃です。
その訃報を聞いて、ファンの私が真っ先に手にしたCDは、フォーク・クルセダーズでもサディスティック・ミカバンドでもなく、ソロである“あの頃マリー・ローランサン”でした。
それは、“あの頃マリー・ローランサン”が加藤和彦さんの生き様を示したアルバムだったからです。

写真は、“あの頃マリー・ローランサン”のジャケットです。
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フォーク・クルセダーズの時代の加藤和彦さんです。
曲はイムジン河です。
向かって左でギターを弾いているのが加藤和彦さんです。
イントロでギターを弾く手元がクローズアップされていて、このバンドの音楽の要であったことが伺えます。



’80年代のサディスティック・ミカバンド再結成時の加藤和彦さんです。
曲はサイクリング・ブギ、ピクニック・ブギ 、ダンスはスンダです。
サイクリング・ブギでメインボーカルをとっているのが、加藤和彦さんです。
バンドのメンバー紹介をするなど、バンドの主導権を握っていることが分かります。


木村カエラさんの偶然

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26日の笑っていいとも!のテレホンショッキングは、木村カエラさんでした。
その後、用事があって、車のエンジンをかけたら、カーステレオのスピーカーから木村カエラさんの歌声が流れてきました。
車のCDプレーヤーに、サディスティック・ミカ・バンドのCDを入れっぱなしだったのです。

サディスティック・ミカ・バンドのサウンドは、70年代風の上質なスーツのような風合いがあります。そこへ、木村カエラさんの歌声が加わるだけで、急に雰囲気が変わります。
更に、これまでのサディスティック・ミカ・バンドの女性ボーカリストの中では、一番歌が上手いです。

私は、木村カエラさんも加藤和彦さんもファンだったので、結構この組み合わせは、好きでした。
それにしても、加藤和彦さんは、日本人なら誰でも知っている名曲を、数多く作曲しているのに、それをあまり表に出さないで活動している所が、過去にとらわれてなくて清いです。

どちらかと楽曲より、フォーク・クルセダーズとか、サディスティック・ミカ・バンドのような活動形態に思い入れがあるようです。
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