モッズ
12月14
7月10
6月3
若き日のフー(The Who)はカッコいいと思う。
何よりもそのモッズファッションが素晴らしいです。
当時のフーは週に1回の頻度でスーツを仕立てていたそうです。
そんなに頻繁にスーツを作ったうえ、楽器破壊パフォーマンスを1日2回もしていたので、お金は全くなかったそうです。
当時のバンドのクルーは、ピート・タウンゼントが壊した2台のリッケンバーカーのギターの使える部品を組み合わせて、また新たなギターを1台組み立てていたと、アメージング・ジャーニーで語ってました。
写真は、ピート独特のギターの風車奏法です。
今は腕を振り上げているところです。
衣装も良い感じです。
白黒なので、まるで漫画の一場面のようにも見えます。
腕を風車のようにブンブン回して弾きます。
正式にはウィンドミル奏法と言います。
写真は、ピートが、腕を振り下ろしたところです。
何よりもそのモッズファッションが素晴らしいです。
当時のフーは週に1回の頻度でスーツを仕立てていたそうです。
そんなに頻繁にスーツを作ったうえ、楽器破壊パフォーマンスを1日2回もしていたので、お金は全くなかったそうです。
当時のバンドのクルーは、ピート・タウンゼントが壊した2台のリッケンバーカーのギターの使える部品を組み合わせて、また新たなギターを1台組み立てていたと、アメージング・ジャーニーで語ってました。
写真は、ピート独特のギターの風車奏法です。
今は腕を振り上げているところです。
衣装も良い感じです。
白黒なので、まるで漫画の一場面のようにも見えます。
腕を風車のようにブンブン回して弾きます。
正式にはウィンドミル奏法と言います。
写真は、ピートが、腕を振り下ろしたところです。
The Whoは、私自身がファンであるので、今までこのブログで散々述べてきたのですが、せっかくのMODS特集なので、また述べさせて頂きます。
これまで、音楽性ばかり述べさせて頂きましたが、今回はファッションに重きを置いたMODS特集なので、そのファッションについて語らせて頂きます。
元々彼らは、お洒落に無縁な長髪のバンド野郎でしたが、最初のマネージャーがMODだったため、彼らもMODSとして、売り出す事になったのです。
彼らは競いあって週一着のスーツを買って、ライブの度に楽器を破壊していたので、お金はスッカラカンだったそうです。
The Whoのメンバーで一番ダンディーな着こなしが出来ているのは、ボーカルのロジャー・ダルトリーでしょう。
それは、胸板が厚い体型のためジャケットを着ると格好良く見えるという要因があります。
また、ロジャーは、この頃はカーリーヘアのような天然パーマの髪を、毎日整髪料でまっすぐに伸ばしていたそうです。
The Whoの面々は、商業的ニュアンスでMODSファッションを着ていたので、その思い入れもなかったようで、流行が変わると、あっという間に他のファッションに変えてしまいます。
愛車、ボルボのスポーツカーの前でポーズを決める、ボーカルのロジャー・ダルトリーです。
襟が詰め襟状でジャケットの着丈も長めです。
まさにモッズファッションという感じです。
楽屋でくつろぐ、ギタリストで、ソングライターのピート・タウンゼントです。
黒のジャケットに白いベストにピンクのシャツを着ています。
真っ白い、パンツがまぶしいです。
ファーのコートを着ている、ベースのジョン・エントウィッスルです。
コートの中には、オレンジ色と緑色のアシンメトリーに仕立てたジャケットを着ています。
やはり、ファーのコートを着たドラムのキース・ムーンです。
コートの下には赤いストライプのジャケットと真っ赤なシャツを着ています。
※執筆者注;2012年11月26日に、原文を損なわないような文章の編集と写真の編集を加えました。本文の写真は下記のCD、“A Quick One”より抜粋しました。
ア・クイック・ワン~コレクターズ・エディション(紙ジャケット仕様) [CD]
これまで、音楽性ばかり述べさせて頂きましたが、今回はファッションに重きを置いたMODS特集なので、そのファッションについて語らせて頂きます。
元々彼らは、お洒落に無縁な長髪のバンド野郎でしたが、最初のマネージャーがMODだったため、彼らもMODSとして、売り出す事になったのです。
彼らは競いあって週一着のスーツを買って、ライブの度に楽器を破壊していたので、お金はスッカラカンだったそうです。
The Whoのメンバーで一番ダンディーな着こなしが出来ているのは、ボーカルのロジャー・ダルトリーでしょう。
それは、胸板が厚い体型のためジャケットを着ると格好良く見えるという要因があります。
また、ロジャーは、この頃はカーリーヘアのような天然パーマの髪を、毎日整髪料でまっすぐに伸ばしていたそうです。
The Whoの面々は、商業的ニュアンスでMODSファッションを着ていたので、その思い入れもなかったようで、流行が変わると、あっという間に他のファッションに変えてしまいます。
愛車、ボルボのスポーツカーの前でポーズを決める、ボーカルのロジャー・ダルトリーです。
襟が詰め襟状でジャケットの着丈も長めです。
まさにモッズファッションという感じです。
楽屋でくつろぐ、ギタリストで、ソングライターのピート・タウンゼントです。
黒のジャケットに白いベストにピンクのシャツを着ています。
真っ白い、パンツがまぶしいです。
ファーのコートを着ている、ベースのジョン・エントウィッスルです。
コートの中には、オレンジ色と緑色のアシンメトリーに仕立てたジャケットを着ています。
やはり、ファーのコートを着たドラムのキース・ムーンです。
コートの下には赤いストライプのジャケットと真っ赤なシャツを着ています。
※執筆者注;2012年11月26日に、原文を損なわないような文章の編集と写真の編集を加えました。本文の写真は下記のCD、“A Quick One”より抜粋しました。
ア・クイック・ワン~コレクターズ・エディション(紙ジャケット仕様) [CD]
モッズコートが流行っている機会にモッズとは何かを考えてみましょう。
モッズ(MODS)とは、“Moderns”の略です。
まあ、直訳すると“今風の人達”という事でしょうか。
現在では50年代後半から65年頃までのイギリスのストリートファッションの事を言います。
その風俗は映画、『さらば青春の光』に描かれています。
この映画は、元々ロックバンド、The Whoのアルバム、『四重人格』を基に作られた映画で、一度観ただけでモッズ達がどんな人達か分かります。
興味ある方はご覧下さい。
そこで出てくる人物は、細身で着丈の長い3釦スーツにモッズコート、ベスパというスクーターが必須アイテムになります。
もちろん現在では、そこまで完璧なモッズファッションのイギリス人も居ませんし、日本人にも一部のマニアだけが、そういったファッションをしています。
また、こういったストリートファッションは、音楽に直接結びつき、先ほど紹介したThe WhoやSmall Facesはステージ衣装かモッズファッションである事が有名です。
彼らの演奏がモッズ達が好きなR&Bをベースにしたロックを演奏したのでモッズ達から強い支持を得ました。そして、音楽とファッションをパッケージにして、商業的に売り出されました。
ここで、モッズファッションの正しい着こなしを伝授します。
この写真ではモッズスーツの上にモッズコートを羽織っています。
これは、目チカチカするような、ストライプのモッズスーツです。
ご覧のように超タイトです。メタボの人は着れませんねぇ。そういう私も毎日体重計って体型維持してます。
パンツの裾はギリギリまで絞り込められています。
そんな足元を、チェルシーブーツで引き締めます。
モッズ(MODS)とは、“Moderns”の略です。
まあ、直訳すると“今風の人達”という事でしょうか。
現在では50年代後半から65年頃までのイギリスのストリートファッションの事を言います。
その風俗は映画、『さらば青春の光』に描かれています。
この映画は、元々ロックバンド、The Whoのアルバム、『四重人格』を基に作られた映画で、一度観ただけでモッズ達がどんな人達か分かります。
興味ある方はご覧下さい。
そこで出てくる人物は、細身で着丈の長い3釦スーツにモッズコート、ベスパというスクーターが必須アイテムになります。
もちろん現在では、そこまで完璧なモッズファッションのイギリス人も居ませんし、日本人にも一部のマニアだけが、そういったファッションをしています。
また、こういったストリートファッションは、音楽に直接結びつき、先ほど紹介したThe WhoやSmall Facesはステージ衣装かモッズファッションである事が有名です。
彼らの演奏がモッズ達が好きなR&Bをベースにしたロックを演奏したのでモッズ達から強い支持を得ました。そして、音楽とファッションをパッケージにして、商業的に売り出されました。
ここで、モッズファッションの正しい着こなしを伝授します。
この写真ではモッズスーツの上にモッズコートを羽織っています。
これは、目チカチカするような、ストライプのモッズスーツです。
ご覧のように超タイトです。メタボの人は着れませんねぇ。そういう私も毎日体重計って体型維持してます。
パンツの裾はギリギリまで絞り込められています。
そんな足元を、チェルシーブーツで引き締めます。
1月27
フレッドペリーでモッズコートを買いました。
何でも、一昨日入荷したばかりの春の新作だとの事です。
去年の秋から女の子の間で、モッズコートの流行に火が付き、今や街を出るとモッズコートの女の子ばかりです。
お店の人に聞くと、フレッドペリーでは今までレディースのラインではモッズコートを出していたけど、メンズではこの春やっとモッズコートが出たという事です。
元来、モッズコートは、メンズのファッションアイテムです。
元々は、軍用のパーカーなので、どうしても男性的イメージがついてまわります。
軍用なので、それを着る事は『戦闘体制』を意味します。
しかし、もはやモッズコートは、メンズのファッションアイテムではなくなっています。
女の子の間で、こんなに流行っているのに、男性で着ている人は殆んど居ません。
逆に女の子のファッションアイテム化して、男性が着る事が、気恥ずかしくなっているのが現状です。
言わば男女の逆転現象が起こっているのです。
もちろん、今までメンズのファッションアイテムと思われていたモッズコートを女の子が着る事に面白みがある事は分かります。
確かに男性がモッズコートを着てても、ちっとも面白みはありません。
今まで男性の職場と考えられていた職場に女性が進出して久しいです。
最近は女性が元気で、男性が元気がないように思えるのは私だけでしょうか?
日本では、女性の意識がどんどん外へ向かっているのに対し、男性はオタク化して意識が内に向かっています。
それは、若年層で顕著です。
若年女性は、一旦妊娠して出産すると、暫くは意識を内に持っていかざるを得ないです。
若年女性は妊娠、出産という壁があるからこそ、それまでの間にアクティブに意識を外に持って行こうとするのでしょう。
男性は妊娠も出産もないし、母乳を与える事も出来ないので、そういった壁がありません。
その違いが行動に現れるのだと思います。
そんな若い女性達の妊娠、出産までのアクティブな『戦闘体制』をモッズコートが表現しているように私は思えるのです。
何でも、一昨日入荷したばかりの春の新作だとの事です。
去年の秋から女の子の間で、モッズコートの流行に火が付き、今や街を出るとモッズコートの女の子ばかりです。
お店の人に聞くと、フレッドペリーでは今までレディースのラインではモッズコートを出していたけど、メンズではこの春やっとモッズコートが出たという事です。
元来、モッズコートは、メンズのファッションアイテムです。
元々は、軍用のパーカーなので、どうしても男性的イメージがついてまわります。
軍用なので、それを着る事は『戦闘体制』を意味します。
しかし、もはやモッズコートは、メンズのファッションアイテムではなくなっています。
女の子の間で、こんなに流行っているのに、男性で着ている人は殆んど居ません。
逆に女の子のファッションアイテム化して、男性が着る事が、気恥ずかしくなっているのが現状です。
言わば男女の逆転現象が起こっているのです。
もちろん、今までメンズのファッションアイテムと思われていたモッズコートを女の子が着る事に面白みがある事は分かります。
確かに男性がモッズコートを着てても、ちっとも面白みはありません。
今まで男性の職場と考えられていた職場に女性が進出して久しいです。
最近は女性が元気で、男性が元気がないように思えるのは私だけでしょうか?
日本では、女性の意識がどんどん外へ向かっているのに対し、男性はオタク化して意識が内に向かっています。
それは、若年層で顕著です。
若年女性は、一旦妊娠して出産すると、暫くは意識を内に持っていかざるを得ないです。
若年女性は妊娠、出産という壁があるからこそ、それまでの間にアクティブに意識を外に持って行こうとするのでしょう。
男性は妊娠も出産もないし、母乳を与える事も出来ないので、そういった壁がありません。
その違いが行動に現れるのだと思います。
そんな若い女性達の妊娠、出産までのアクティブな『戦闘体制』をモッズコートが表現しているように私は思えるのです。
最新記事
人気記事(画像付)
Archives