渋谷のBunkamuraにて、『モディリアーニとジャンヌの物語展』を見てきました。私は人物画を描くので、同じ人物画を描く、モディリアーニの芸術性の高さや詩情豊かな表現が、痛い程よく伝わります。そして、そのモディリアーニと同棲し、子供まで授かったジャンヌの絵も展示されています。ジャンヌも風景画や静物画において、なかなか大胆な構図の絵を描いていて才能豊かな女性であったようです。よっぽどモディリアーニを愛していたのか、彼の死の直後に6階から身を投げ、22歳の若さで亡くなりました。そして、現在は二人共に同じ墓に埋葬されています。そのジャンヌもモディリアーニの絵のモデルとして描かれています。でも、ジャンヌはいつものモディリアーニのデフォルメは多用されておらず、彼女が特別な存在であったことが、伺い知れます。私は女の子の絵ばかり描いてくせに、女心がサッパリ解らないので、見習わないといけませんね。06a0cf5a.jpg