★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

レディオヘッド

餌を食う様にロックを聴いていた

餌を食う様にロックを聴いていた。
政治も信用出来ない。
テレビも下らない。
ネットも、ただの落書き媒体。
だから、餌を食うようにロックを聴いている。
ロックだけが、この世の楽しみ。
エルビスの雄叫び、ビートルズのシャウト、ツェッペリンの金切り声、ピストルズの破壊力、ニルバーナの自滅的な暴走、レディオヘッドのストイックな探求心、リバティーンズの滅茶苦茶な暴走、全てが美しい。

Pete

レディオヘッドにハマっています

今日もレディオヘッドをずっと聴いていました。
最近いつになく、レディオヘッドにハマっています。
レディオヘッドは、“レディへ”と略して言う方も居ますよね。

実は レディオヘッドが登場した'90年代初め、リアルタイムでは、あまり好きなバンドでなかったのです。
ヘドが出るくらい、レディオヘッドが嫌いでした。
でも、なぜか、きちんと新作が出る度に聴いていました。
彼らがキャリアを重ねていくうちに好きになったのか、私の趣味が変わったのか、徐々に彼らのファンになっていきました。
彼らに対する私の評価が決定的に変わったのは、2000年の“Kid A” からです。
“Kid A” は、音のコラージュといった趣きで、プロ・ツールスを積極的かつ有効的に用いた名盤だと思います。

それから、2001年 9月の大阪城ホール、2003年8月のサマーソニック、2004年4月の幕張メッセ、2008年10月 の大阪市中央体育館とライブに足を運びました。
私が行った、海外アーティストのライブでは、レディオヘッドは最もライブに行った回数が多いバンドです。
2008年10月 の大阪市中央体育館のライブレポがコレです。
    ↓
http://blog.livedoor.jp/kamoya/archives/50649667.html

ここまでライブに足を運ぶ、私も懲りないですねぇ〜。
写真はリアルタイムで聴いていた“OK Computer”です。
プラケースがボロボロになっています。

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The King Of Limbs

ここ2〜3日はレディオヘッドにハマっています。
彼らの新作、“The King Of Limbs”を気に入っているからです。
キャリア上、ネタ切れの感は否めないですが、かと言って今までのアルバムに似ているかと言えば、そいうでもないのです。

全体的にノリノリな曲が多い感じです。
このアルバムの曲は、ライブでやったら似合うに違いありません。

このアルバムを気に入ってから、他のレディオヘッドのアルバムに手を伸ばして聴くことが増えました。
一日中レディオヘッドを聴いているような状況です。
個人的に、21世紀のビートルズやフーは誰かと言われたら、私はレディオヘッドと答えるかも知れません。
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新しい音楽への渇望

最近、音楽への渇望が著しくて、また大量のCDを注文しました。
特に最近の興味は最新のモダンなロックに興味を持っていて、レディオヘッドやストロークスなどのCDをガンガン聴いています。
なぜなら、私は昔の音楽しか知らないという古い人間になりたくないからです。
今はモダンなロックに興味がありますが、古典的なロックやヒップホップに興味を持つ時があります。
それぞれ、波のように興味が代わりますが、今はモダンなロックの波に来ている感じです。

写真は、昨今のロックで、私が最も注目している人物、アークティック・モンキーズのアレックス・ターナーです。
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レディオヘッドのライブに行ってきました

Radiohead(レディオヘッド)のライブに行ってきました。
場所は大阪市中央体育館です。
そのために、わざわざ大阪まで行ったのです。
えらくマイナーな会場だと思いましたら、行ってみたら、数千人は入りそうな大きな会場でした。
会場は、アリーナ部分がスタンディングで、スタンド部分が椅子席という構造になっています。
私は、予めチケットを購入した時、長旅になることを計算に入れて、スタンド席にしておきました。
会場の、お客さんの年代は20代が大部分で、レディオヘッドと共に年齢を重ねた層は、むしろ少数派です。
それは、レディオヘッドがキャリア15年にして懐かしのバンドにならず、現役バリバリのバンドであるあかしです。
実は私は、レディオヘッドのライブはもう4回目なのです。
私の中では、海外のバンドで、最もライブに行った回数の多いバンドということになります。
今回のライブは、それまで3回のライブと違って、ステージ上にあった、巨大なビンテージの電子楽器がありません。
そのためか、今回の彼らの演奏は、極力打ち込みを使用せず、バンドの生音を生かしたライブでした。
サウンドも、以前の冷たく機械的な感じから、人間的で肉感的なサウンドに変化しています。
曲目は、去年リリースした新しいアルバム、“In Rainbows”から中心に構成されていきます。
この、“In Rainbows”というアルバムが、肉感的なアルバムなので、彼らの演奏も変化したのでしょう。
レディオヘッドは、ライブへ行く度に、どんどんスターになっていく感じが私はするのですが、今回も私はそれを感じました。
もはや、スターを通り越して、何か高尚な芸術家の領域にたどり着いたような気がします。


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No Surprises

今日、街中を歩いていたら、レディオヘッドの“No Surprises”が、どこからともなく流れていました。
本当に時代は変わったと思います。
“No Surprises”が収録されている“OK コンピューター”は発表当時の'98年頃は、賛否両論で紛糾したアルバムです。
そんな、賛否両論で論議されるアルバムの収録曲が、地方都市の商店街で流されるとは、誰が予測していたでしょうか!?
私は、リアルタイムでは、“OK コンピューター”には否定的でしたが、2年後には、それが間違いであることに気付かされました。
そんな痛々しい思い出のあるアルバムの収録曲が、あたかもカーペンターズの曲のように、地方都市の街中で流されるとは…。
確かに、“No Surprises”は美しいメロディーラインを持っていて、リアルタイムでも、時々ラジオでかかっていましたが…。
つまり、それはレディオヘッドの曲がスタンダードナンバーになったことを意味しているのです。
感慨深い出来事ですねぇ。
それは、彼らのメロディーセンスが卓越していることを意味します。
ひょっとしたら、レディオヘッドがビートルズのような評価 を受ける日も近いのかも知れません。
私が、“OK コンピューター”をリアルタイムで聴いて、悩んだ体験は、実は貴重な体験だったんですね。

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プラケースが、汚れて割れて、ボロボロになった“OK コンピューター”です。私と10年間、苦楽を共にした結果です。

ザ・ベスト・オブ・レディオヘッド

ザ・ベスト・オブ・レディオヘッド

最近、レディオヘッドのベスト盤が出たので聴いてみた所、凄い才能のある人達であると再確認致しました。
実は殆ど知っている曲なので、わざわざ買う必要はないのですがね…。

レディオヘッドは、アルバム単位でコンセプチュアルに曲を仕上げる傾向にあるのですが、ベスト盤として、アルバムというコンセプトから切り離して曲を聴くと、非常に美しいメロディーを持った曲である事が分かりました。
レディオヘッドってこんなにメロウなバンドだったかなぁと思う位です。

収録曲30曲をアルバム別に分類すると、パブロハニー2曲、ザ・ベンズ6曲、OKコンピューター6曲、キッドA4曲、アムニージアック3曲、ヘイル・トウ・ザシーフ3曲、その他2曲で、収録曲の半分以上が、ザ・ベンズと、OKコンピューターで構成されている事が分かります。

ザ・ベンズと、OKコンピューターは、'95年〜'97年に渡ってリリースされたアルバムですが、まさに'90年代後半におけるビートルズのような役割を果たしていたのだと思います。

しかし恥ずかしながら私自身、リアルタイムではOKコンピューターの良さが理解出来ず、その良さが分かるまで3年かかりました。
それは時代背景として、'90年代中頃まではパンク調の曲が、もてはやされ、OKコンピューターのようなプログレ調の曲は忌み嫌われていた時代だったからです。

因みに、日本では、同時期にハイスタがブレイクしていた所からもそれが窺えます。
当時はプログレ=オタクの音楽という認識が広まっていて、OKコンピューターは、そのタブーを踏んだかのようにみえたのです。

もちろんOKコンピューターは、本格的なプログレというより、“プチプログレ”といった趣の程度ですが、よほどのロック産業の中でプログレ・アレルギーが蔓延していたのだと思います。
プログレッシブ・ロックの大御所であるキング・クリムゾンも'90年代半ばまで活動が休止していたので、無理もありません。

そんな私も、レディオヘッドのライブに何度も足を運ぶようなファンになってしまいました。
今回のベスト盤で、新たな発見をしてまた更に好きになりました。
本当に味わえば味わう程、その良さが分かるスルメのようなバンドです。

このベスト盤の30曲の中で、好きな曲を3曲選ぶとすれば、次の3曲になります。
”パラノイド・アンドロイド”(OKコンピューター収録)、ライブで大盛り上がりの1曲です。
”クリープ”(パブロハニー収録)、不朽の名曲で、もはやスタンダードナンバーの領域です。
”イディオテック”(キッドA収録)ライブのハイライトとして演奏され、ボーカルのトム・ヨークが倒れていまわないかと心配になる程、踊り狂う1曲です。
やはり、私の趣味だとライブ映えする曲が多くなりますね。

※この記事は、2017年12月29日に、投稿当時の原文を損なわない程度に編集致しました。

ザ・ベスト・オブ(1CDエディション)
レディオヘッド
EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)
2008-05-28

In Rainbows

12月26日発売のレディオヘッドの新作“In Rainbows”を聴きました。このアルバムはインターネット先行でダウンロードを出来ましたが、遂に街のCDショップに並びました。(別にダウンロードで入手しても良かったのですけどね)ダウンロード先行という実験的試みは、常に時代の先端を行く彼ららしくて、好意的に受けとめています。時代の先端という面では、CD以外のパッケージは全て紙で出来ていて、エコロジーにも目を配らせています。CDの内容の方は、これまでの彼らの音楽性を総括するような内容になっています。アルバムの冒頭で、ライブ映えするアッパーな曲を揃え、後半はアコースティックな印象の曲を揃えています。まだ聴き込んでないので、アルバムの個性について言及は出来ませんが、『総括』という言葉はある程度当てはまると思います。久しぶりに、CDを買って家で再生する瞬間まで、ドキドキするという感覚を覚えました。レディオヘッドは、個人的に思い入れがあるバンドで、ライブには3回ほど行きました。ライブに行く度に規模も存在感もスターになっていく感じでした。将来的にレディオヘッドがどんなバンドとして評価されるのか、気になる所です。→続く2907d3e8.jpg
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メリークリスマス♪

どうも!将来のために貯金もしていなければ、生命保険にも入っていない絵描きのカモヤです。
メリークリスマス♪
12月24日はクリスマスではなくて、クリスマスイヴですよ。
eveを英和辞典で調べてみましょう。
“前夜”と書いてありますからね。
そんな事、誰でも知ってますけどね。

今日は、クリスマスらしくデパートへ行ってきました。
盛岡の老舗デパートのカワトク・デパートにです。
クリスマスに、かこつけて色々な物を売ろうとしています。
お客さんも一杯居て混んでいます。
平和な光景ですね。

ボクは6階のヴァージン・メガ・ストアでCDを3枚買いました。相変わらず、マニアな買い物ばかりです。
レディオヘッドの新作買おうとしたら、ちょっとフライングしてしまいました。
12月26日発売だそうです。
話は変わりますが、明日12月26日まで、石川県白山市市民工房うるわしにて、新院展金沢巡回展で“なまいきdoll”を展示します。ご近所の方は是非お立ち寄り下さい。

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気まぐれギャラリー
『シャキーンとした猫』
2019年

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