★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

ロックスター

ロジャー・ダルトリー、歌の人生

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このカーリーヘアで胸をはだけた男、レッド・ツェッペリンのロバート・プラント…ではなくザ・フー(The Who)のロジャー・ダルトリー(Roger Daltrey)です。(写真は’70年代初頭のもの)
何でも、この頭はパーマをかけたのではなく、天然パーマの金髪をただ髪を伸ばしたら、こうなったとのことです。
一見ロックスター然としたルックスとはうらはらに、健康オタクであることが知られています。

そのボーカルスタイルは、それほど高くも低くもない声で絶叫するというものです。
前述のレッド・ツェッペリンのロバート・プラントは金切り声で歌うことで有名でしたが、ロジャー・ダルトリーは、ナチュラルな音域のままで絶叫することを特徴としています。

現在のルックスは、写真のように長いカーリーヘアをバッサリと切って、サングラス(おそらく老眼鏡)をかけて少し変わりましたが、そのロックスター然としたオーラは変わりません。

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ロジャー・ダルトリーの1970年の若き歌声とルックスを堪能できます。
曲はザ・フーの“Seeker”です。


ザ・フーの“Seeker”、近年の演奏です。
あえて同じ曲を並べました。
近年のロジャー・ダルトリーの歌声は重みがあって、良くも悪くも団塊世代の頑固親父から、説教を受けているような気がします。

22 DREAMS

今年50歳になったポール・ウェラーの新しいアルバム、“22 DREAMS”は聴き応えたっぷりの力作です。
このアルバムには、実に21曲もの曲が収められています。
曲数が多いだけでなくて、今までの彼の作風とは異なる実験的な曲まで挑戦しています。
このアルバムを聴いて、さすが大御所と唸ってしまいました。(ロックは反体制の音楽なので大御所という表現は適切ではないのですがね…)
2000年以降は、どこかくたびれた印象だったポール・ウェラーですが、ここに来て俄然元気が出て来た感じがします。
個人的意見ですが、同じポールである、一世代前のポール・マッカートニーの50歳の時より才能があるような気がします。
イギリス団塊世代のロックスター達が、続々英国勲章を受け取るなか、パンクの時代の荒波から出現したポール・ウェラーは、英国勲章の授与を辞退しました。
その反骨精神と気骨は、ロックそのものです。
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気まぐれギャラリー
『シャキーンとした猫』
2019年

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