このカーリーヘアで胸をはだけた男、レッド・ツェッペリンのロバート・プラント…ではなくザ・フー(The Who)のロジャー・ダルトリー(Roger Daltrey)です。(写真は’70年代初頭のもの)
何でも、この頭はパーマをかけたのではなく、天然パーマの金髪をただ髪を伸ばしたら、こうなったとのことです。
一見ロックスター然としたルックスとはうらはらに、健康オタクであることが知られています。
そのボーカルスタイルは、それほど高くも低くもない声で絶叫するというものです。
前述のレッド・ツェッペリンのロバート・プラントは金切り声で歌うことで有名でしたが、ロジャー・ダルトリーは、ナチュラルな音域のままで絶叫することを特徴としています。
現在のルックスは、写真のように長いカーリーヘアをバッサリと切って、サングラス(おそらく老眼鏡)をかけて少し変わりましたが、そのロックスター然としたオーラは変わりません。
ロジャー・ダルトリーの1970年の若き歌声とルックスを堪能できます。
曲はザ・フーの“Seeker”です。
ザ・フーの“Seeker”、近年の演奏です。
あえて同じ曲を並べました。
近年のロジャー・ダルトリーの歌声は重みがあって、良くも悪くも団塊世代の頑固親父から、説教を受けているような気がします。