ローリング・ストーンズ
5月13
4月21
今日は、時々無性にに聴きたくなるバンドThe Who(ザ・フー)の話です。
The Whoは、ビートルズとほぼ同世代のバンドですが、ビートルズに勝るバンドに他ならないと思います。
セールス的にも知名度もビートルズの方が上を行っていますが、ライブ活動に置いては、世界で初めて大出力のアンプを使い始めるなど、The Whoの方が進んでいました。
現在、ロックバンドでよくみられる、ドラム、ベース、ギター、ボーカルの各1名ずつ4人編成のバンドをThe Whoは発明しました。
The Whoは楽曲よりも、そのライブパフォーマンスに定評があり、1976年には『世界で最も大きな音で演奏したバンド』としてギネスブックに載る程です。
それは、マネジメントの契約のトラブルで、レコーディング作品におけるThe Whoの印税が正当に扱われなくて、必然的にライブに活力を見出すしかなかったためです。
しかし、同じようにやはり、ライブ活動に活路を見出していたローリング・ストーンズ とは、そのノリは明らかに異なっていました。
ローリング・ストーンズが、ネチっこいブルース調の曲調を得意としたのに対し、The Whoはタテノリのロックを真骨頂としていました。
そういったタテノリなロックのライブを、どう演奏するかについてThe Whoがそのノウハウを確立させたようなものです。
そのような点が、同時代のビートルズやローリング・ストーンズとは、また違った存在であったことを証明します。
そして、その激しさうえに、The Whoは、まるでレーシングカーがクラッシュをするかの如く崩壊していきます。
1978年に伝説のドラマー、キース・ムーンが抗酒薬とアルコールの過剰摂取によって他界し、2002年には、ベースのジョン・エントウィッスルが売春婦の体の上で腹上死します。
その生き様はロックそのものですが、それが良いことである筈もなく、それがこのバンドの鬼門となっていきます。
The Whoのドキュメンタリー映画、アメイジング・ジャーニーは、そんなThe Whoが崩壊していく様と、その鬼門を克明に記録しています。
そして、殴り合うほどに犬猿の仲であった、ギターのピート・タウンゼントとボーカルのロジャー・ダルトリーが、4人の中で生き残ったという事実を受けて、強い絆で結び合う所で終わります。
それは、2人はロックな生き様が、いかに恐ろしいものであるのか、誰よりも肌で実感していることに他なりません。
私が好きなThe Whoの曲、“Substitute”です。
このイントロの高揚感が何とも言えません。
この映像では曲の最後の部分で、気持ち良い程にビシッと決まっている所に注目です。
The Whoは、ビートルズとほぼ同世代のバンドですが、ビートルズに勝るバンドに他ならないと思います。
セールス的にも知名度もビートルズの方が上を行っていますが、ライブ活動に置いては、世界で初めて大出力のアンプを使い始めるなど、The Whoの方が進んでいました。
現在、ロックバンドでよくみられる、ドラム、ベース、ギター、ボーカルの各1名ずつ4人編成のバンドをThe Whoは発明しました。
The Whoは楽曲よりも、そのライブパフォーマンスに定評があり、1976年には『世界で最も大きな音で演奏したバンド』としてギネスブックに載る程です。
それは、マネジメントの契約のトラブルで、レコーディング作品におけるThe Whoの印税が正当に扱われなくて、必然的にライブに活力を見出すしかなかったためです。
しかし、同じようにやはり、ライブ活動に活路を見出していたローリング・ストーンズ とは、そのノリは明らかに異なっていました。
ローリング・ストーンズが、ネチっこいブルース調の曲調を得意としたのに対し、The Whoはタテノリのロックを真骨頂としていました。
そういったタテノリなロックのライブを、どう演奏するかについてThe Whoがそのノウハウを確立させたようなものです。
そのような点が、同時代のビートルズやローリング・ストーンズとは、また違った存在であったことを証明します。
そして、その激しさうえに、The Whoは、まるでレーシングカーがクラッシュをするかの如く崩壊していきます。
1978年に伝説のドラマー、キース・ムーンが抗酒薬とアルコールの過剰摂取によって他界し、2002年には、ベースのジョン・エントウィッスルが売春婦の体の上で腹上死します。
その生き様はロックそのものですが、それが良いことである筈もなく、それがこのバンドの鬼門となっていきます。
The Whoのドキュメンタリー映画、アメイジング・ジャーニーは、そんなThe Whoが崩壊していく様と、その鬼門を克明に記録しています。
そして、殴り合うほどに犬猿の仲であった、ギターのピート・タウンゼントとボーカルのロジャー・ダルトリーが、4人の中で生き残ったという事実を受けて、強い絆で結び合う所で終わります。
それは、2人はロックな生き様が、いかに恐ろしいものであるのか、誰よりも肌で実感していることに他なりません。
私が好きなThe Whoの曲、“Substitute”です。
このイントロの高揚感が何とも言えません。
この映像では曲の最後の部分で、気持ち良い程にビシッと決まっている所に注目です。
8月9
ドアーズやザ・フーローリング・ストーンズ、ビートルズ、レッド・ツェッペリンは音楽的に、脈絡がないようですが、これらのバンドには一貫して同じものがあると思います。
ドアーズ、ザ・フー、ローリング・ストーンズ、ビートルズ、レッド・ツェッペリンの共通点は、『音の構築物』である所に共通点があるので。ビートルズとストーンズは、工芸品のような構築物で、フーやドアーズ、レッド・ツェッペリン建築物のような構築物です。それに対して、パンクは構築物というよりも、『音の瞬間芸』だと思います。
後年、'90年代に入って、プライマル・スクリーム、ブラーやオアシス、レディオヘッドなどが、『構築物と瞬間芸を融合』させたように思います。
ドアーズ、ザ・フー、ローリング・ストーンズ、ビートルズ、レッド・ツェッペリンの共通点は、『音の構築物』である所に共通点があるので。ビートルズとストーンズは、工芸品のような構築物で、フーやドアーズ、レッド・ツェッペリン建築物のような構築物です。それに対して、パンクは構築物というよりも、『音の瞬間芸』だと思います。
後年、'90年代に入って、プライマル・スクリーム、ブラーやオアシス、レディオヘッドなどが、『構築物と瞬間芸を融合』させたように思います。
8月3
バディ・ホリー&クリケッツ(Buddy Holly & The Crickets)は50年代のロックミュージシャンで、現代のロックの基礎を築いた人です。では、どこが現代のロックを築いたのかと、以下の通りです。:1.ビートルズと同じギター2本にベース、ドラムスというバンド編成。リズムギターのバディ・ホリーがボーカルを担当するなどビートルズに多大な影響を与えていること。2.初めてロックにフェンダーのストラトキャスターを使用したこと。3.眼鏡をかけた優等生的なルックスで、テレビ出演も問題なくこなせる風貌。ロックは決して不良の反抗的音楽ではないと認知された。:曲も殆んど自作で、大変な才能があった方でしたが、1959年に、乗っていた飛行機が墜落し、22歳の若さで他界しました。聴いたことがない方が居ましたら、聴いてみて下さい。おすすめは、代表曲のPeggy Sue、ローリングストーンズがワイルドにカヴァーしたNot Fade Away、悩ましげなボーカルと、ボーカルにかかったエコーが格好良いThat’ll Be The Dayです。写真はバディホリーのピクチャー・ディスクです。CDではないですよ(笑)
5月23
悪魔を憐れむ歌は、ローリング・ストーンズの『ベガーズ・バンケット』の第1曲目に収録されている曲です。私はストーンズファンが、『ロン・ウッド最高!』と言うのはあまり好ましくないと思っていて、やはり彼らはブライアン・ジョーンズ在籍時があらゆる面で良いと思います。その頃の曲は、ミックとキースの曲にもブライアンの影を感じるからです。ベガーズ・バンケットはブライアン・ジョーンズ在籍時の末期に録音されています。実はこの悪魔を憐れむ歌は、ジャン・リュック・ゴダール監督の映画、『ワン・プラス・ワン』でリハーサルから、録音している光景まで一部始終見ることができます。そこでのブライアン・ジョーンズは体調が良くないようで、精彩に欠けます。曲そのもの独自のグルーヴがあり、ミック・ジャガーのボーカルも徐々にヒートアップしていきます。この曲は、ローリング・ストーンズで一番良いアルバムで、一番良い曲である事は間違いないです。私は、この曲のグルーヴを生かすため、ベガーズバンケットは、あえてアナログで聴きます。
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