テレビドラマが苦手な私が、思わず観てしまうドラマは、ラストフレンズです。こんな不幸そうな表情な長澤まさみさんや、こんな男気ある上野樹里さんは、めったにお目にかかれません。特にルカ役の上野樹里さんの役作りは、『のだめカンタービレ』の、『のだめ』から驚くべき変化を遂げています。以前から、上野樹里さんは、ファッション雑誌でモデルとして撮影される時も、表情やカメラの角度で、くるくると、まるで別人のように変わる印象がありましたが、今回は、えらい変わり様です。天然ボケの音大生『のだめ』から、性同一性障害のボーイッシュな女性『ルカ』の役柄の変化は驚愕です。ドラマは、ドメスティック・バイオレンスに悩む『ミチル』や、性同一性障害に葛藤する『ルカ』、セックス恐怖症の『タケル』など、現代的な人間模様が描かれています。若者は、親から巣立つと、住まいを変えて、自分で生活環境をコントロールできるようになります。そうなると、頼れるのは、親より友人の方が関係が濃密になります。シェアハウスという、友情が重要になる環境で、ドメスティック・バイオレンスや性同一性障害、セックス恐怖症の人間が共同生活する様は、現代だからこそ描ける人間模様だと思います。
上野樹里
5月23
5月12
私はテレビで、ドラマを見る方ではないし、映画もしょっちゅう見る方ではないです。だから、それほど女優としての上野樹里さんは知らないのですが、最近ファッション雑誌の表紙を飾ることが増えて、私の目に触れることが多くなってきました。もちろん、映画『スウィングガールズ』は話題になったので、テレビでその姿を時々見掛けたし、『のだめカンタビーレ』は何度か見ました。『のだめカンタビーレ』は、天然系の女の子を、独特の味のある演技で演じていたと思います。上野樹里さんの意外な才能に、私が気付いたのは、バラエティー番組に出演していた時の事です。『のだめカンタビーレ』の時と見掛けの雰囲気が、がらりと違っていたので、誰だろうと思ってしまいました。また、ファッション雑誌でも写真によって全然別人のようにみえます。やはり、この人は誰だろうと写真を凝視すると、目と鼻の形で、やっと上野樹里さんであると分かります。これだけ表情やカメラのアングルで別人になれる方は凄いです。それが女優さんの仕事なのですが、雑誌撮影まで演じて別人になる方は少ないと思います。→続く
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