★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

乙女

この男が

自分の作品を見ると誰か他の人が制作したのではないかと思っていまいます。
その思いは、制作活動を始めた時から付きまとっています。
制作が進んだり、完成したりすると、『こんな風になっちゃうんだー』と、実に他人事のようです。
一種の自己同一性の障害ですね。
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この男が、こんな乙女な絵を描きます。
ビールを飲んで、『プハーっ』と言う男が乙女な絵を描きます。
時には政治の話をするような男が、こんな乙女な絵を描きます。
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どんどん乙女に

ラブリー・ブライスちゃん、進んでいます。
とりあえず、下地は、絵具で全部隠れました。
後は、色を塗り重ねていく作業になります。       
作者が言うのも何ですが、どんどん乙女な作品になってきています。
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ひょっとして乙女系…

鉛筆で新しいブライスちゃんの下絵を制作しているうちに、ふと気が付いたら、すっかり私らしい作品になってしまいました。
鉛筆だけの白黒の状態でも、私が描いたと分かることが、良いことなのか悪いことなのか…。
何か女子高生が、鉛筆でブライスちゃんをスケッチしたかのよう印象です。

意図的に乙女な画風で描いている(つもりの)私ですが、こんな風に無意識な状態で、乙女な画風になってしまうと、ひょっとしたら私自身の内面が乙女系なので、乙女な作風になるのでしょうか?!
鶏が先か卵が先かのような問題です。

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気まぐれギャラリー
『シャキーンとした猫』
2019年

ギャラリー用
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