★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

和食

ANAクラウンプラザホテル金沢の、おせち料理

この年末年始はANAクラウンプラザホテル金沢で、過ごしています。
このホテルの和食、『雲海』の、おせち料理を食べました。
右下の味噌汁のような、お椀は、お雑煮で、白味噌仕立てで丸型の、お餅です。
金沢では、お餅は四角くなく、丸餅が基本なんですよ。
お正月のホテルの料理は、おせち料理が楽しみです。

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やっぱり日本がいい!

『やっぱり日本がいい!』

最近、そう感じることが増えました。
年齢が若い時は、日本人であることを“恥しい”と思い、やたら外国かぶれになるのは、日本人のお決まりパターン。
私もそうでした。
でも最近感じます。
『やっぱり日本がいい!』

『やっぱり日本がいい!』と感じる時は、和食を食べてウマいと感じた時や、温泉に入った時に感じます。
最近は、日本酒を熱燗で飲んだ時にも感じます。

寿司を味わい、寒い冬は鍋物が楽しめるのも日本ならでは。
おでんウマいです!
ユルいね〜っ。

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意外ですが

私は見かけによらず、和食好きです。
基本的に食べ物の好き嫌いはないのですが、近頃、無性に焼魚定食や牡蠣の土手鍋や柳川鍋が食べたくなります。
イタリアンやフレンチも好きなんですがね…。
写真は柳川です。
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なぜ日本人に和食は嫌われたのか?

 日本では、和食離れが続き、米が余って減反政策が続いてます。また、和食のメインディッシュとなる魚も、魚離れが進んで摂取量が減っているそうです。その一方で、海外では和食がもてはやされ、BRICsの雄、ロシアの首都モスクワでは、把握が困難なほど、日本料理店が流行しているそうです。そこに来て、7月15日の燃料費高騰による漁業の一斉休漁です。私はこの出来事は、漁師さん達が、気の毒だと思いつつ、世間の人達は、魚が採れなくなっても、何も困らない人も居るだろうなと思うだろうなと思いました。漁師さん達が一斉休漁という実力公使しても、『魚は嫌いだから、自分は関係ない』と思っている人が沢山いると思われるからです。
 まず考えなければならない事は、魚料理が主たる和食に問題の鍵があるように思いました。『なぜ日本人に和食は嫌われたのか?』という問題です。私自身も子供の頃は、ハンバーグやオムレツが好物で、和食が苦手だったので(今は大好きです)、日本人の和食離れしていく気持ちは分かります。子供は概して、ハンバーグやオムライスのような洋食が大好きです。つまり、和食は大人の料理なのです。昔の日本人は、殆ど和食のメニューを毎日食べていましたが、それは、家の大黒柱である、お父さんの好みに合わせたメニューなのです。子供が、メニューの内容が嫌いだと言おうものなら、お父さんから、『好き嫌い言うな!』と一喝されていたでしょう。昔の日本人は、そんな食環境で和食に馴染んでいったのです。
 しかし戦後、少子化のため、子供中心で家庭が動き始め、食卓は、お父さんの好みではなく子供中心のメニューになってしまいます。そして、和食に馴染まないまま大人になり、親の世代になって、ますます和食離れが進行する事になります。もう、そうなると、歯止めがかかりません。さらに問題を深刻にしている事が、和食は値段が高くて高級であるという要素までも加わってしまいます。
 食は文化の基本となる物です。食文化だけでなく、伝統的な日本文化から日本人の気持ちが離れていってます。日本人の多くの人の本音は、こうでしょう、『日本文化はもういらないから、外国に売り払いたい。だけど、米国と欧州の文化は買いたい』という事になりますね。舶来物好きな私自身も、自戒の意味を込めて、この現状を真剣に考えて行かなければならないと思います。
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『シャキーンとした猫』
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