★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

大宮

“ブライスちゃん★おやすみ”のポストカードを作りました

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“ブライスちゃん★おやすみ”のポストカードを作りました。
これは、ブライスちゃんのポストカードを作って作品をPRするようにと、アドバイスして頂いた、大宮政郎先生の『指令』です。
結構いい感じに仕上がりました。
もし、ブライスちゃんのポストカードが欲しい方が居ましたら、私に声掛けて頂ければ差し上げますよ。

ここ数日、このBlogの記事は、『絵描きの日記』っぽいですね。
どうしたんだろ。
大雨でも降りそうですね。

★星のプリンセス・ピンク 5

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今日は、アトリエ彩園子に行って大宮政郎先生に★星のプリンセス・ピンク を観てもらいました。
すると左側の髪の一部の色を強くした方が良いということと、紫色の髪の線を細くした方が良いとアドバイスされ、修正しました。
その修正したものが上の写真です。
そしたら、画面の雰囲気がガラッと変わりました。
これぞ、大宮マジックです。
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これまでの3枚の★星のプリンセスを並べてみました。
写真を拡大してみて下さい。
結構、壮観ですよ。

梱包しました

今日は富山現代美術展のために、アトリエ彩園子で作品を梱包しました。
富山行きの準備は着々と進んでいます。
出展作品は、2枚組の“ブライスちゃん、おやすみ”と“恋するブライスちゃん”です。

今日は、たまたまアトリエ彩園子へ見学に来た方に、大宮政郎先生が、梱包作業中の私を指差し、『この人(私)は、色んな賞を取っているけど、俺はこの人の絵をほめたことは一度もない』と、紹介していました。
大宮先生、恐れ入ります。
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ウラジオストク発

13日はギャラリー・ラヴィで“2009 RUSSIA 6th VLADIVOSTOK International Visualart Biennale現代美術部門 岩手参加者 3人展”のオープニングパーティーに行ってきました。
これは、昨年の10月ロシアのウラジオストクで開催された、ウラジオストク・ビエンナーレに岩手県から出展した3人の作家さん達の作品展です。
その3人は、川口直子さん、 出町隼人さん、そして何と私の絵画の師匠、大宮政郎先生です。
しかも、今回皆さんウラジオストクに作品を置いてきたとのことなので、みなここ2〜3ヶ月で制作した作品ばかりです。
実は、私もウラジオストクに行こうと思って、参加申込書まで取り寄せたのですが、諸事情で行けませんでした。
残念だったので、私はこの展示で楽しんで行こうと思っています。
写真は大宮政郎先生の作品です。

“2009 RUSSIA 6th VLADIVOSTOK International Visualart Biennale現代美術部門 岩手参加者 3人展”は1月23日(土)まで。
盛岡市菜園2丁目3−1  フロムハート 3階 ギャラリー ラ・ヴィ にて開催されます。

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頑張らなければ

個展が終わってから、ちょっとスランプ気味でしたが、ブライスちゃんの下絵は、出来上がってきました。
今年中には下絵を完成させるつもりです。
今日、大宮政郎先生と話した所、来年も展示の予定が詰まっているようです。
私も頑張らなければ。

長い睫毛が加わっただけでも、大分ブライスちゃんらしくなりました。
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顔の部分をアップにすると、こんな感じです。
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集団N39展

10月18日に萬鉄五郎記念美術館で'60年代の前衛美術集団、『集団N39』のシンポジウムを聞きました。
『集団N39』とは、若き日の大宮政郎先生が在籍した、盛岡の前衛美術集団です。
『集団N39』の名称は、盛岡の北緯39度に因んで命名されたそうです。
活動期間は、1962年〜1969年と言うので、ちょうどビートルズの活動期間と重なりますね。

『集団N39』特徴は、盛岡という地方都市でありながらも、中央と何ら遜色のない、当時最先端の前衛的芸術作品を創り出していたことです。
それも、当時は中央のアーティストと行き来があったのではなく、純粋に盛岡のアーティストだけで自然発生したムーブメントだったのです。
その作風はロバート・ラウシェンバーグのようなネオ・ダダと重なるところがあります。

このシンポジウムでは、結成当初のメンバー、大宮政郎先生と柵山龍司氏を中心に進行して行きました。
シンポジウムの話を伺いますと、『集団N39』のメンバーは思春期に敗戦を経験し、'60年代の高度経済成長の真っ只中を疾走していたことが共通しています。
やはり思春期と敗戦というキーワードが重要であると、このシンポジウムを聞いて私は思いました。
ある日を境に、それまでの価値観が音を立てて崩れ去った経験が、これほどの恐いもの知らずのムーブメントを生んだのだと思います。
生まれる前から日本が経済大国であった世代とは、そこが根本的に違うと思います。

『集団N39』の活動のきっかけになった、『1人の詩人/8人の画家と/1人の芸術家/舞踏家による/盛岡4月8日の日曜日』のポスターです。
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そして萬鉄五郎記念美術館の前にある、この企画展のパネルです。DSCN1112







『集団N39展』
会場:萬鉄五郎記念美術館
   岩手県花巻市東和町土沢5-135
会期:12月23日まで(休館日:月曜日)
開場時間:午前8時30分〜午後5時まで(入館は4時30分まで)
入場料:館料:一般600円、高校学生400円、小中学生200円

写真は、大宮政郎先生の1962年の作品、『Cyborg-plan』です
Cyborg-plan

トンカントンカン

今日は、彩園子で大宮政郎先生の個展の展示のお手伝いです。
意外かも知れませんが、展示に必要な道具は、ハンマーです。
ホワイトキューブと言われる白い壁に、釘をハンマーで叩いて行きます。
その釘に作品を引っ掛けるという訳です。
私もマイ・ハンマーで、参戦します。

トンカン・トンカンという音が展示作業でお馴染みの音です。
これが、私のマイ・ハンマーです。
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大宮先生の個展は以下の通りで開催されます。

『黄泉の国見聞録 大宮政郎の世界 DRAWINGS 100 選』
9月21日〜10月10日
盛岡市上ノ橋1-48 ギャラリー彩園子

ブライスちゃん★おやすみ 解説

個展は、週が明けてから来訪者増えてきました。     
ギャラリーの入り口にある芳名帳は、早くも半分ほど埋まってきています。  
今回の個展の一番のイチオシは、この『ブライスちゃん★おやすみ』です。
ギャラリーの入り口を入って一番奥にあります。     
モデルは、もちろん、ブライス人形です。        
作品は、オレンジの作品とブルーの作品と二枚一組になっています。
それゆえ、迫力は凄いです。
二枚一組の作品は、今回が初めてですが、面白いので、またチャレンジしてみたいと思っています。
二枚一組になったのは、オレンジのブライスちゃんが完成した時に、大宮政郎先生が、『もう一枚、色違いで描いてみては』とアドバイスを頂いたことに由来します。
その時には、既にギャラリーを予約して、個展の開催が決まっていたので、色違いの作品を並べるのは、面白いと思い、ブルーの作品を制作しました。   
この作品について、私は下記の文章を捧げています。            

ブライスちゃん、寝ちゃったみたい。 
今日は、はしゃいでたから、疲れたんだろうね。     
おやすみなさい。
風邪ひかないようにね。
どんな夢を見ているのかな?
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これが、オレンジのブライスちゃんです。


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これが、ブルーのブライスちゃんです。

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二枚揃うと、こうなります。

Dancing Girl制作記・突貫工事です 6

“Dancing Girl”の制作も、いよいよ追い込みです。
個展に展示する作品の制作年を調べてみると、何だか私の制作ペースが早くなっている印象です。
“Dancing Girl”も制作に入ったのは、今月に入ってからですからね。
その間、サマーソニックに行ったり、神戸に行ったりして中断しているので、自分でも驚異的スピードだと思います。
今日は、大宮政郎先生に“Dancing Girl”を見せたところ、いくつか欠点を指摘されましたが、『構図が良い』と言って下さいました。
ありがたいです。
8月27日の岩手日報夕刊の『週刊イベント』欄に写真付きの告知が掲載されました。
いやぁ〜大変なことになってきました。

“Dancing Girl”の色ムラもなくなってきました。
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顔をアップに写しても、大丈夫になってきました。
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Dancing Girl制作記・突貫工事です

今日はもう何も言いません、“Dancing Girl”の制作を突貫工事で行っています。
はっきり言って焦っています。
そんな様子を見て、大宮政郎先生は、『お尻に火が付いたか』とおっしゃっていました。

本当に個展までに完成できるんけ?
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気まぐれギャラリー
『シャキーンとした猫』
2019年

ギャラリー用
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