★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

少子高齢化

日本は終わり

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日本に対して、希望はありません。
老人が増えて若者が減っていく国に未来はないです。
もう、民主党も自民党も信じられません。
政治家は自分のことしか考えていないような気がします。
高度成長期に建築されたビルは、廃墟になり、バブルで浮かれた企業は、今や火の車。
職場は、就職氷河期に人材を採用なかったため、団塊退職による大量採用で、深刻な中堅不足です。
こんな国に、どこが未来があるのでしょうか?

なぜミニバン?

街中で走る車を何気に見ると、ミニバンばかりです。
今、国内の自動車メーカーのラインナップを見ると、『ミニバンしか作ってない』と言っても過言ではありません。

別に、それはそれで、好みや流行とかあるので良いのですが、ちょっとした疑問が生じます。
少子高齢化の社会で、なぜこんなに乗車定員の多い車ばかり作るのでしょうか?
ミニバンは、よっぽど大家族なら分かりますが、少子高齢化の現在の状況なら、こんなに乗車定員の多い車に乗る必要はないからです。

むしろ、1世帯の当たりの人数が多かった、昔の方がミニバンの必要性があったと思います。
現在のように単身世帯がここまで 増えたのなら、極論では1人乗りの車があっても良いと思うのです。
1人乗りでは、あんまりなので、2人乗りでも良いと思います。
ミニバンを1人で運転していても意味がありません。

それで思ったのですが、『若者の車離れ』を主張する我が国の自動車メーカーは、所帯持ちをターゲットにした車しか作ってないと思ったのです。
これでは若者が車から離れる訳です。
大体、若者は所帯持ってませんから…。

Young Parisian

インディーズのグラムロック・バンド、Young ParisianのCDを聴きました。グラムロックを、知らない方に説明致しますと、'70年代初頭のイギリスで流行した、ロックのスタイルです。グラムはグラマラスの略語で、日本のビジュアル系バンドのように、派手な服と髪型にメーキャップを施した、グラマラスなルックスで、ロックを演奏する人達を言います。そのルックスから分類されたジャンルですから、その音楽性は各アーティストでバラバラですが、概ねその衣装のように、ギラギラしたメタリックなギターの音色が共通しています。'70年代初頭に流行した、イギリスのグラムロックのスター達は、T.REXとデビッド・ボウイとロキシー・ミュージックです。実はこの、グラムロックという音楽は、アートやファッション、演劇など、様々なカルチャーをミックスされて出来ているので、とても奥が深いのです。前置きが長くなりましたが、このYoung Parisianですが、バンド名からして、キッチュな印象を前面に出したバンドです。写真のジャケットのデザインも、'70年代っぽいキッチュな感覚が出ています。まるで、古道具屋から偶然出てきた'70年代ロックバンドのポスターのようです。音は、T.REXスタイルのブギー・ロックですね。歌詞も恐らく意図的にキッチュな感じで書かれたと思います。この全体的なキッチュな感覚に、なぜか懐かしさを感じます。なぜ、『キッチュ』が懐かしいのかと言いますと、現代は少子高齢化のため、'70年代のように、子供や若者だけにターゲットを絞ったカルチャーが少なくなったからです。昔のローティーン向けのカルチャーに、つきものであった、キッチュな感覚が、現代では仇になっています。キッチュな印象を与えてしまうと、大人が離れていくからです。現代は、テレビの子供番組でさえ、大人も鑑賞する事を念頭に置かれています。アニメーションなどは、複雑なストーリーと登場人物で、もはや大人が観るものになっています。ロックやヒップホップも、30歳を過ぎて聴いている姿も珍しくなくなり、もはや若者の音楽でなくなりました。メジャーな音楽産業では、ローティーン以外の世代にもアピール出来る楽曲をリリースしています。そんな時代の中で、'70年代グラムロックという表現手段を用いて、あえて意図的に『キッチュ』を表現するYoung Parisianのアプローチは、かえって新鮮です。468120b7.jpg
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