★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

景気

やはり無理かなぁ?

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23日は用事で何ヶ所かの車で移動したのですが、車を停めようとしたら、複数の駐車場が満車でガッカリさせられました。
そのため、急ぎでない用事は諦めました。        
車の交通量も、やたら多いです。   
雨の日であったということが大きいでしょう。
金曜日という事情もあるでしょう。
そう言えば、歩道にも歩行者が多いでような気がします。

こんな状況を見ると、ひょっとしてみたら、景気は回復基調にあるのではないかと思ったりします。

経済というのは、一種の集団心理で、なぜか『景気が良いです』と言った人が叩かれ、『景気が悪いです』と言った人のほうが絶大なる支持を得ます。
それは日本が空前の好景気だったバブル経済の時でも、しかりです。
当時の『好景気です』という報道に対して否定的な声がありました。
でも、バブル絶頂期よりも、現在の方が格段に生活が苦しくなるとは、当時は誰も思ってもいなかったでしょう。
振り返ってみると、日本がバブル経済だった頃は好景気であったというのが正解です。
そんなものです。
この現象は、現状に満足できないという心理だと思います。
どんなに高給取りでも、『もっとくれ!』と言いますからね。

集団心理で、皆が『景気が悪い、悪い』と思うと、どんどん消費が冷え込んで悪循環に陥ります。
デフレの現在において言わせて頂ければ、何でも値下げすれば良いというものではなく、値下げの度を超えれば、そのうち自分の給料まで値下げされてしまいます。

景気が良い悪いとという事象においては、個人的な懐具合で感情的に述べるのではなく、国全体、世界的なマクロなレベルでのお金の流れを見ていく必要があると思います。
どんなに景気が良い状況でも、懐具合が悪い人が生じるのは、資本主義社会のシステムでは仕方のない現象だと思います。
そういった個人資産の格差を全く廃するならば、共産主義になるしかなく、ソ連の歴史的失敗をみると、やはり無理があるのかなぁと、考えてしまいます。

経済の話はあまり得意ではないのですが、私はそんな事を感じています。


不況は人の心から

最近、不況は、集団心理的な状況によって、引き起こされている要素があるように感じます。
マスコミは、真実を伝えているとは思いますが、結果的に景気悪化を煽っている可能性も否定出来ません。
数年前、デフレ・スパイラルが話題になった時も、デフレのニュースを散々報道しておきながら、同じ番組で激安店を、さも庶民の味方のように報道するなど、拮抗的な報道が目に付きました。
これではデフレを煽り、あまり景気に左右されにくい業界の人(公務員など)でも財布の紐を固くしてしまいます。
だから、不況は人の心から引き起こされるのです。
本当に不況で大変な方も居るとは思いますが、あまり景気の影響が関係ない業種の方々は、臆することなく、お金を使って良いと思います。

昔のテレビドラマのように、裕福な家の人が悪い奴で、貧しい人が善人のような描かれ方は間違っていると思います。
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