
23日、韓国西方沖のヨンピョン島に、北朝鮮が撃ち込んだ数十発の砲弾が着弾したとのことです。
そして60〜70軒の家屋が炎上。
韓国側も応戦したので、一時ヨンピョン島は紛争状態になったことになります。
今回の砲撃で、看過できない重要な事は、被害が兵士だけでなく一般市民にも及んでいることです。
このニュースを聞いて、とても隣国の事ではないと思いました。
こういった、きな臭いニュースはイラクやアフガニスタンが多いのですが、この砲撃は日本のすぐ近所である韓国で起こったことなのです。
しかも島は、多数の国際線が飛びかう仁川(インチョン)空港と、さほど離れてない場所です。
本当に北朝鮮は困った国です。
大体にして、金日成、金正日、金 正恩と肉親三代にわたる独裁体制を維持しようとすること自体がクレイジーだと思います。
気の毒なのは、北朝鮮の国民です。
まずは、将軍様に忠誠を示さないといけないといけないのが基本です。
これは、旧ソ連でスターリンが、粛正と自身への崇拝を国民に強要した、スターリン型の共産主義を模したものでしょう。
でも、スターリンが亡くなって、もう半世紀経つのに、未だにその政治スタイルを用いているのは時代錯誤も甚だしいです。
そんな北朝鮮がウラン濃縮施設を保有しているなんて恐ろしい限りです。
恐らく北朝鮮の国民は、21世紀的な文化的な生活の存在を知らないでしょう。
北朝鮮の宿敵韓国は、世界的な電機メーカーであるサムスンとLGを有し、先進的なIT産業で豊かな生活を送っているのは周知の通りです。
北朝鮮の正式な国名は『朝鮮民主主義人民共和国』なのだから、国名通り民主主義的な共和国になってもらいたいものです。
かなり困難なことですが、北朝鮮の国民に、衛星放送が観られるテレビとインターネットが自由にアクセス出来る環境が得られれば、いかに自分達が独裁者によって騙されているか気付くでしょう。
そうなれば東欧の国々のように、国民が立ち上がって、国の内側から崩壊していくことになるでしょう。