私の知人のSさんは15年程前に富山市の黒瀬に住んでいて、富山弁をバイリンガルの如く喋る事が出来ます。これが、盛岡の街で『〇〇がいちゃ!』と富山弁で喋っているのを聞くと非常にシュールな感じです。私は長く北陸に住んでいたので、Sさんの話の内容は分かりますが、他の盛岡の方々はキョトンとした顔をしています。また、Sさんの富山時代は“桜木町の帝王”だったそうで、お酒を飲むと富山弁がスパークします。(桜木町は富山市の随一の歓楽街です。横浜ではないので悪しからず)中でも傑作だったのは、私とSさんと2人で盛岡の大通で飲んでいたら、泥酔したSさんが、何の脈絡なく突然、『中郷、行くんけ?』と言った時は非常に笑えました。なぜ話の脈絡なく富山市の中郷の地名が出たのか不明ですが…。後日でその事を指摘したら、酔って覚えていなかったようで、『中郷ゆうとったけ?』と、とぼけていました。やはり、方言は全く違う土地で言われると妙な気分になります。方言はしかるべき土地で聞く事が一番良いと思った次第です。![474d645a.jpg](https://livedoor.blogimg.jp/kamoya/imgs/4/7/474d645a-s.jpg)
![474d645a.jpg](https://livedoor.blogimg.jp/kamoya/imgs/4/7/474d645a-s.jpg)