民放
5月30
9月6

最近は、テレビがつまらないので、ロックのDVDばかり観ている日々です。
近頃は、陸上やサッカーとか、スポーツに興味のない文化系人間の私には、地獄のような日々が続いています。
だって、スポーツの中継で、いつも観ているテレビ番組が、観れなくなるのは、嫌じゃないですか?
そして最近は、テレビ局で予算が足りないせいか、以前より民放の番組が面白くなくなってきた感じがします。
無類のテレビ好き(特に民放)である私が、そう思っているのですから…。
ギャラの安そうな若手芸人を使って、食べ物の話題とか、それはそれで面白いですけど、いつもだとちょっと…。
あと、YouTubeの映像を、そのままテレビで放送するのも幻滅します。
特に既にYouTubeで観た動画だったりすると、何のためのテレビか、分からなくなってしまいます。
6月23

ある家電量販店に行ったら、土曜日にも関わらず、レジの前に、お客さんが誰も居ませんでした。
平成22年3月 の総務省の統計によると、地デジチューナー内蔵テレビの世帯普及率は75.3%という総務省の発表ですが、そんな家電量販店を見た私は、地デジ化はそこまで進んでないと感じています。
そもそも、世帯数で換算していますが、今時一世帯につき、テレビが一台しかない訳でないと思います。
下手したら、一部屋につき一台の可能性もあります。
二台目以降の場合は、統計にどう反影させるのでしょうか?
総務省の調査はそこまで突っ込んでデータをとってないと思われます。
そもそも、サンプル抽出による調査なのでどこまで正確な数字なのか、何とも言えません。
例えば、場末の定食屋とか、ラーメン屋のテレビは未だに、ドロドロに汚れたブラウン管のテレビと相場が決まっています。
そういった、定食屋やラーメン屋の頑固親父が、地デジチューナー内蔵テレビを喜々として購入するとは考えにくいです。
買わされた頑固親父は怒ると思います。
また、先日私が宿泊した都内の政治家御用達の、高級ホテルの客室では、まだブラウン管のテレビでした。
ホテルにしてみると、一部屋に一台テレビを購入しなければならないので、何百台も購入する事態になり、痛い出費になると思います。
ビジネスホテルの場合は、地デジチューナーの取り付けで良いと思いますが、高級さを売りにしているホテルの場合は、地デジチューナー内蔵テレビでないと格好がつかないですね。
また、生活保護世帯に地デジチューナー無償で支給するとのことですが、その見通しは甘いと思います。
なぜなら、先祖代々伝わる土地を相続してしまったために生活保護世帯になりたくてもなれない人がいるからです。
また、交通手段がない土地に住んでいるため、自家用車なしの生活が困難な方も、生活保護になりたくてもなれないのです。
生活保護になりたくてもなれない厳しい生活の方は、地デジ完全移行は困難であると考えられます。
そんな、二台目以降のテレビ、場末の定食屋やラーメン屋、ホテル、生活保護になりたくてもなれない人が、あと1年で全てテレビを買い替えが一気に済むとは考えにくいです。
『地デジ移行直前で地デジ対応テレビの値段が下がる』と、まとこしやかな噂もありますが、そうなると電器屋さんはパニック状態になることが推測されます。
そんな事態になると、テレビを観る人そのものの総数が減り、必然的に視聴率が下がり民放のCM枠の値段の暴落が予想されます。
民放はCMの広告料収益で成り立っていて、視聴率の高い時間帯になるにつれて、広告料の値段が高くなっていきます。
そんなシステムの民放は、視聴率が下がると、どうなるでしょうか?
NHKも安心できません。
NHKは受信料によって成り立っていて、テレビを一台でも所有していたら払わなければなりません。
でも、地デジ移行を期にテレビの視聴そのものを辞める人が出てくる可能性もあるからです。
地デジの完全移行は、蓋を開けてみないと分からないことが多々起こると思います。
それこそ、与党が自民党から民主党に変わったくらいの混乱が起こりそうな気がします。
地デジ化、済んでますか?
私は地デジ化済みました。
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