★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

独身

独身男性は罪なのか?

先日、初対面の方に『失礼ですが、独身ですか?』と聞かれました。
今時、独身男性はそんなにレアな存在でなくなっているとは思うのですが、独身は、そんなに恥ずかしい罪なことなのでしょうか?
世の中、女性にモテる男性とモテない男性が居て、単に私は女性にモテないだけです。
何が罪なのでしょうか?
何か犯罪をしでかして、法を犯した訳ではないのですけどね。
独身で悪かったな!

でも私は、独身だからこそ、ファッションや旅行、音楽ソフトなど、好きなことにお金を費やすことが出来るのです。
可処分所得が全て、自由に使えるお金ですから…。
ある意味、独身が究極の節約生活なのかも知れません。
所帯を養う必要がないですからね。

中央通

倹約生活のコツ…

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独身の単身生活が随分と長くなっています。
一応、独身単身生活の良い所も、悪い所も知り尽くしているつもりです。

結局、ここまで長く単身生活を続けていられるのは、その生活が好きだからだと思います。
単身生活の一番の魅力は、可処分所得が多いことに尽きます。
男性の場合、妻子が居る所帯を持っていると、色々出費がかさむのに対して、単身者は自分が困らない程度までなら、お金は使い放題です。

そんなことを考えると、所帯に対する出費を出さないようにしている私は、
『究極の節約家』なのではないかと、思ってしまいます。
そうです。
これまで独身単身生活者へ言われ続けてきた皮肉である、『独身貴族』というネガティブな言葉ではなくて、『所帯への出費を究極に抑えた、優れた倹約家』であるというポジティブな人間であると、捉えて頂きたいのです。
独身=最も優れた倹約家なのです。
日本人は、たとえ財産を持っていても倹約を美徳とする習慣があります。
それだからこそ、所帯生活費を倹約できる独身生活は、これ以上の倹約生活は、ないのではないのかと声高に言いたいです。

でも、時々恐怖も感じます。
孤独死にならないかと…。




Communication Breakdown

最近、日本人のコミュニケーション能力が低下しているような気がします。
高度経済成長期までは、日本人は大家族でしたが、そのうち核家族になり、核家族も崩壊して、単身世帯ばかりになってしまいました。
それは、日本人の人口そのものは、そんなに増えてないのに、やたらマンションばかり増えている昨今の住宅事情が物語っています。
かく言う私もマンションに住む単身世帯です。
昔、バブル経済の時代までは、『いつかはマイホームを』と言っていたのが風前の灯火になった感があります。
何しろ単身者が多いので、マイホームというより、1人で住みやすいスペースがあれば、それで良いということになります。
もし、単身者が一軒家に住んだら、掃除が大変になりますからね。
また、男女共に30歳を過ぎても独身であることは、珍しくなくなりました。
我慢を続けて無理に婚姻関係を続けているより、単身の方が楽なのかも知れません。
でも、昨今の社会情勢を見ると、コミュニケーション能力の低下による問題が多いと思います。
住民票登録もしてない人も居るため行政も把握出来ず、地域のコミュニティーも崩壊が進んでいるそうです。
きっと余計な対人関係は、めんどうなだけと、割り切って考えてしまうのでしょう。

私自身も単身者で、自分でコミュニケーション能力に自信があるという訳でないので、自ら戒めないといけないと思います。


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