★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

現代美術展

芸術と経済的背景

富山国際現代美術展 の会場でインスタレーションを観ていた1人のおっちゃんが、これが芸術なのか全くわからないと言っていました。
私なぞは、10代から芸術に首を突っ込んでいるので、現代美術の作品を鑑賞する心得があるのですが、一般の方はチンプンカンプンのようです。
一応説明致しましたが、おっちゃんは、解せない様子です。
『分からないから若い人に聞いてみようと思った』とのことです。
恐らく、おっちゃんが若かった頃は、こういった現代美術を間近で観ることはなかったのでしょう。
恐らく日本が、まだ高度成長の渦中で、現代美術なんて思いも付かなかったのでしょう。
やはり、芸術を理解するには、ある程度、その社会が成熟していないと厳しいのではないかと感じました。
もちろん、経済的に豊かな国ほど芸術に対して造詣が深くなります。
芸術と経済と言うと、すぐ作品の価格に結びつけようとする流れがありますが、その作品を生んだバックボーンとなる社会の経済状態には無感心です。
やはり、作品はその社会を反映する鏡になります。
19世のフランス、第二次大戦後のアメリカで芸術が興隆したのは、その経済的勢いが背景にあるからなのです。
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感謝しています

3日の昼過ぎ、矢郷良明さんが美術展に来て下さいました。
矢郷さんグッズを色々いただきました。
また、4日の午前中は、私の姉夫婦が観に来て下さいました。
本当に沢山の方々に観に来て頂いています。
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お子ちゃま向け

2日は美術評論家、瀬木慎一氏によるアートセッションです。
これは出展作品をいくつか、ピックアップして論評していくというものです。
ちなみに私のブライスちゃんの前は素通りでした。
お客さんの様子を見ると、子供が妙にブライスちゃんの絵に興味を持つようです。
ブライスちゃんは、お子ちゃま向けなんですね。
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オープン

ついにオープンしました。
大変なひとだかりです。
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気まぐれギャラリー
『シャキーンとした猫』
2019年

ギャラリー用
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