イギリスの産業革命は1760年代で、日本の産業革命は1868年の明治維新以降です。
つまり、日本はイギリスと比較して約100年遅れていて、国としての成熟度も、いまだに遅れを取り戻せていないのです。
イギリスは19世紀おいて世界一の経済大国で1850年に万国博覧会が開催されました。
日本ではその119年後に万国博覧会が開催されました。
しかし、その約半世紀後、1914年に勃発した第一次世界対戦でイギリスは疲弊し、経済の中心地をアメリカに奪われました。
そしてその約100年後、日本は中国にGDPを追い越されました。
このパターンで行くと日本は今後、イギリスのようになっていくと思われます。
現在、イギリスはGDP 世界6位ですが、世界中から文化・文明・政治の規範となり、尊敬を集めています。
だから日本は今後、『アジア版のイギリス』を目指して行けば良いと思います。
同じ島国ですしね。
ついでに言うとイギリスは1942年から『ゆりかごから墓場まで』という福祉国家の政策が取られましたので、日本も高齢化社会を反映し、近い将来、福祉国家を目指すことになると思われます。

svg