★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

真夏の思い出 制作6 長いトンネルの出口から

制作6













引き続き、『真夏の思い出』の制作の続きです。 

目に描き込みを加え、唇にも手を加え、首も立体感が出るように濃淡を出しました。
髪の色合いも、部分的に少し変えました。
この髪の色の変更は、直感的ひらめきで、やってみました。
だんだん、私らしい作品になってきました。

昨年の終わりから、つい最近まで、制作についてスランプ状態でした。
様々な要因がありますが、制作の方向性に迷いを感じたことが大きいです。
でも、この作品でスランプから脱出する糸口を見いだしたような気がします。
ちょうど、スランプという長いトンネルの出口から、明かりを見いだしたようです。
それは、“自分らしい作品を制作する”という、至極単純なことだったのです。

とは言いましても、まだ完成した訳ではないですからね。

この一つ前の行程は、下のURLから見て下さいね。↓
http://blog.livedoor.jp/kamoya/archives/51358274.html

真夏の思い出 制作5 制作への恍惚感

制作5













この時は、The Whoを景気良くかけて制作しました。
ロックのノイズと制作への没頭で、恍惚感を得てきました。
そろそろ、写真では進行具合が分からなくなってきましたので、写真を大きめにしました。
今回は、眼を描き込みました。
それだけで、印象がパッと変わったことが分かると思います。

下の写真が、その前の状態です。
制作4

真夏の思い出 制作4

制作4











近頃、Blogが本当に『絵描きの日記』になってきた、今日この頃です。
8月31日も時間がないながらも、制作をしていました。
上の写真が31日の段階です。

下の段階が30日の段階です。
下の写真と上の写真を比べてみれば分かりますが、すっぴんのお姉さんがメイクしたみたいになりました。
画面下部にある、水の渦巻きも、しっかりした色合いになってきたと思いませんか?
小さくて申し訳ないですが、お魚さんの模様も付きいてきましたよ。

SN3O1703

真夏の思い出 制作3 

SN3O1703











色々、やらなければならない雑用が多くて、制作が進みません。
それでも、制作出来そうな時間を見付けると、そそくさと制作します。
でも、ちょっとの間、ヤボ用が出来て制作から離れると、パレット上のアクリル絵具が、パリパリに乾いて使い物にならなくなってしまいます。
元々、アクリル絵具は速乾性ですが、ここ最近の乾燥した気候で、いつもより早く乾くような気がします。

下の写真は、30日に制作を進めた、その前の段階です。

上の写真を見て頂くと、大分、完成時のイメージが出来てきたかと思います。
でも、まだまだ作業が山のようにあるんですよ。
締め切りに間に合うかな?

SN3O1696

真夏の思い出 制作2

SN3O1696











下地塗りだけだった前段階です。
SN3O1686










次に顔から描き始めます。
SN3O1693










まだ、塗りは荒いですが、何となく、その雰囲気が分かってきました。
SN3O1694











頑張って塗り続けます。
SN3O1696

真夏の思い出 制作開始

真夏の思い出(ドローイング)













ついに始まりました。
エスキースの制作が終わったので、これから本番です。

エスキースのドローイング通り、キャンバスに下絵を描きます。
SN3O1685










そして、その下絵を消すかのようにチタニウムホワイトの色で、刷毛を用いて下地塗りをします。
そのため、真っ白に見えますが、実はうっすら下絵が見えています。
下地塗りをすることによって、色ムラを防ぐことが出来ます。
ブログだと小さく見えますが、実は約1m四方の作品なので大きいです。
SN3O1686

制作は、まだまだ続きます

あっと言う間に、お盆が過ぎました。
今年は制作三昧だったのですが、そんな時もあって良いと良いと思います。
また、制作もまだまだ続きますので、またよろしくお願い致します。

SN3O1671

ドローイングが完成しました

16日、ドローイングが完成しました。
朝食を食べてからすぐに取りかかり、昼前に完成させました。
この日もまた、4Bの鉛筆を2本、使い切りました。
かなり集中して制作をしたので、正直、疲れました。

真夏に制作したせいか、どこか夏を感じさせる作品になりました。
そのため私は、この作品に“真夏の思い出”と題名を付けることにしました。

これまで、様々な作品を制作しましたが、この作品は、典型的な私のドローイング作品になりました。

真夏の思い出(ドローイング)













“真夏の思い出”
キャンソンの厚紙に鉛筆(25.7 × 36.4 cm)

もくもくとエスキース制作

2012年のお盆は、どこにも行かず次の作品のエスキースの制作です。
創作の日々ほど、クリエイティブ性に満ちた時間はないと思います。
無論、Blogの執筆も含めてですがね…。
制作も文章を書くことも、両方とも創作的なことであると私は思います。
そんな訳で食事も、そこそこに済まし、ドローイングに集中します。

私のエスキースは、鉛筆だけで描いても、立派に作品として通用するように、完璧に仕上げるようにしています。
キャンソンという紙のイラストボードに、鉛筆で丁寧にドローイングしていきます。
キャンソンも私の長い経験の上から成るチョイスで、この紙の上で、鉛筆でサッと線を引くと、柔らかくて良い発色になるので、エスキース制作の際には愛用しています。

そんなこんなで、4Bの鉛筆は、2本も使い切ってしまいました。
お盆に画材屋さん・文房具屋さんは、営業していますかねぇ?

多分、お盆には画材屋さん・文房具屋さんは営業していないと睨み、ホームセンターで
4Bの鉛筆を買い足しました。
欲張って6本買いました。
もう当分、4Bの鉛筆には困らないでしょう。

この作品で、真夏の思い出をテーマについて描いていこうかと考えています。

名称未設定















ちなみに、下の写真が8月15日の前の段階のエスキースです。
7月31日の段階です。
名称未設定














その前日の7月30日のラフスケッチです。
ほとんど落書きです。
実際、ボールペンで描いた、ただの落書きです。
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いざエスキースへ

7月31日は、前日事務用ボールペンで描いたラフなドローイングを、きちんとしたエスキースとして描き直す作業を行いました。
今度はコピー用紙ではなく、イラストボードのキャンソンボードに鉛筆で描くことにしました。
とりあえずは、30日に描いたレベルにまで持って行きます。

作業の途中で、以前、鉛筆は全部削ったと思っていたのに、全く削ってない鉛筆が4本あることに気が付きました。
今思うと、自分がどれだけ荒んでいたんだろうと思い、ぞっとしました。

名称未設定
気まぐれギャラリー
『シャキーンとした猫』
2019年

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