色々な方と、お話すると、戦後産まれと戦前・戦時中産まれの方とのジェネレーションギャップを感じます。
団塊世代以降は、ジェネレーションギャップがあっても大したことありません。
今、高齢者になっている戦前・戦時中生まれの人の話を伺うと、外国の話を聞くかのように思ってしまいます。
『天皇陛下と聞くと背筋がピンとなる』
『昔は車がなかった』
『食べ物がなかったので、草の根を食べた』
と話たり、鉛筆を見るとカッターで削り始め、『鉛筆はカッターで削るのが当たり前』と語ります。

団塊世代は、テレビや車が普及し始めた時代を知りつつも、幼い頃の、貧しい日本の記憶が残っているという印象です。
それ以後は、ジェネレーションギャップがあったとしても、戦前世代とは比べ物にならないレベルです。
せいぜい、携帯電話やパソコンがあったかなかったかの違い位です。
戦前、戦時中、終戦直後を経験している方の話は、インフラがあるかないかの話になってしまいます。

そういえば、団塊世代は、若い頃、あれだけ政治活動したのに、未だ総理大臣は輩出していません。
安倍晋三元総理大臣は、団塊世代とは8年も後の世代なのに、団塊世代を通り越して総理大臣になってしまいました。
団塊世代の著名な政治家で思い浮かぶのは、鳩山由紀夫氏、菅直人氏、舛添要一氏といったところですかね。
団塊世代のミュージシャンは、もっと沢山思い浮かぶのですけどね…。
よく、団塊世代以降の世代が『ノンポリ』と言われますが、ひょっとしたら、実は団塊世代の頃からノンポリな傾向なのかも知れませんね。
新左翼って何だったのでしょう。