★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

選挙

偶然に…

個展の準備は、着々と進んでいます。
ギャラリーに電話をかけたり、オープニングパーティーの人数を確認したり、作品を梱包したりという具合です。
何でも自分一人でやるのは、大変です。 次に個展をやる時は、アルバイトでも雇おうかなと思ったりしてます。
でも、個展も2回目なので、前回より準備の要領は良くなってきています。
案内状は、絶対送らなければならない所には全て送ったし、残るは、“Dancing Girl”を完成させることと、8月30日の搬入と展示作業です。
この日は偶然ですが、第45回衆議院選挙の日と重なってしまいました。
期日前投票にでも、行こうかな?

写真は今度の搬入のために購入した、巨大な梱包材です。
cab33a30.jpg

政治にかなり関心があります

ブログネタ
政治に関心はありますか? に参加中!
いつもこのBlogをご覧になっている方は、ご存じだと思いますが、私は政治にかなり関心があります。
きちんと税金を払っているのに、変な風に使われたら、たまったものではありません。

日本の権力構造である三権分立は、立法、行政、司法の三つですが、国民はそれを選挙で監視することができます。
立法と行政は選挙で、司法は最高裁判所裁判官国民審査で、国民がコントロールできるようにシステム上なっています。
しかし、国民が政治に無関心な空気を作り上げれば、投票率が低下し、政治家は好き放題に出来ることになると思います。

‘70年代のカンボジアでクメールルージュ政権の時、知識人階級は『反乱を起こす可能性がある』とされ、大量に殺害されました。
また日本も、戦時中は憲兵が政府と異なる政治思想に対し、拷問を用いて厳しく取り締まっていました。
それらの現象は、国民に『政治なんて勉強するな』と言っているようなものです。
国民が政治に無知な方が良いなんて、政治家の傲慢の極みですね。

でも、現在の選挙システムでは、国民は文句を言いたい政治家を落選させることが出来る権利を持っているのです。
政治家にとって一番の恐怖は落選ですからね。

それにしても、選挙で政治家を変えたとしても変わらないのが公務員です。
民主党が国家公務員の給与を2割カットすると意気込んでますが、そうなると公務員が誰も民主党に投票しなくなってしまいます。
そうなると民主党は、仮に与党になったとしても、支持基盤が不安定になってしまい、一時的な政権になる危険性もあるんですが…。

投票率低下を考よう!

今日は、刻々と衆議院議院の任期満了(任期は今年の9月10日まで)のタイムリミットが近付いている中、なぜ日本の選挙で投票率が下がり続けるか考察しましょう。

選挙を棄権した方々で良く言われることは、『投票しても、何も変わらないから』という理由が目立ちます。
それは、現代の日本の選挙では組織票が物を言うことが原因であると思います。
組織票は、皮肉にも投票率が低下すればする程、有効に機能します。
公明党が、なぜ与党になれたのかと言いますと、創価学会の組織票を取り込んだことは有名な話です。
また、自民党は様々な業界団体の組織票を取り込んでいます。
与党だけでなく、民主党も日本労働組合連合会(連合)からの組織票が大きいです。
組織票というのは、人海戦術のたまものですが、それが個人の意向を反映しているとは言えません。
そういった組織に属していない人が、清き一票を投票しても組織と個人の対立軸になってしまい、『選挙へ行っても、何も変わらない』という心理が発生します。
無党派層というのは、暗黙のうちに、そういった組織票に縁がない人達を指します。
現在の政府与党を、組織票の観点で論じるならば、『業界団体と創価学会で構成された政府』となります。

もう一つ、投票率が下がる原因になっているのが、『有権者の生活環境の多様化』でしょう。
大体、選挙は日曜日に行われますが、サービス業に従事する人が多い今時、日曜日に休日である人は、減っていると思います。
期日前投票という手もありますが、期日前投票のシステムが、日曜日に働く人の全人口をカバー出来るか疑わしいものです。
また、若年層や転勤族は進学や転勤で住民票を移していない方が多く、それを選挙のために住民票がある場所に帰る可能性は少ないです。

だからと言って、何もせず手をこまねいている訳でなく、打開策はあると思います。
自分が思っていることを政治に反映させるにはまず、引っ越すたびに、マメに住民票を移すことが基本となります。(転居後の選挙権は、住民票を移して3ヶ月が条件になるので、今から移しても間に合いませんが…)
あとは、期日前投票を有効に利用することも重要です。
そして、さらに重要なことは、どんなに頼まれても、組織票には絶対に加担しないことです。
選挙は無記名投票が基本なので、組織票に加わらなくても、バレませんからね。
本当に、個人個人で考えていることを投票に反映させれば、『何も変わらない』という思いは、なくなると思います。
何よりも、自民党の古賀誠選挙対策委員長が、次の衆議院選挙について、『投票率はあまり高くないほうがいい。高いと自民党にプラスということもあったが、最近は怖い』と述べたことが、組織票に頼ってきた与党自民党のと本音ではないかと思います。

住民票の有名無実化

先日、日本中で成人式が行われましたが、その報道の中で、『成人式のために地元に戻ってきた』という報道が多々ありました。
それは、毎年行われる日常茶飯事な出来事なので、気にしませんでしたが、ふとある矛盾点に気付きました。
成人式は、その住民票がある地域単位で行われます。
地元に残っている人は良いのですが、進学や就職で地元を離れている人は、住民票を移してないことになります。
まあ、未成年者の住民票を移すことも、問題がありますし、成人式を全然知らない人達の中でやるのもかわいそうかと思います。
成人になると、飲酒や喫煙が解禁になります。
それと同時に選挙権も得られます。
だから、新成人で故郷に帰った方々は、成人式が終わったら、住民票を、今住んでる地域に移して欲しいと思います。
きっと、新成人の方々は、成人式で故郷に帰っても、選挙のために帰ることはないでしょうから…。
私は近頃、住民票が有名無実と化していることを感じます。
それは、私が長年にわたり中核市に住んでいて、休日などの人出やマンションの戸数を見たりしていると、実際の自治体の公称の人口のより多いと感じるからです。
確かに学生は住民票を移してないですし、転勤が多い職業の方も住民票を移してないことが多々あります。
私は転居して、その土地に3ヶ月以上住むならば、住民票を届け出ることを徹底して義務化すれば良いかと思います。
そうなると、日本の都道府県、市町村別の人口の実体が明らかになると思います。
多分、政令指定都市や中核市の人口が増え、東京に至っては、とんでもない人口になることでしょう。
過疎化している自治体は、ますます過疎化するでしょう。
でも、それが実態なのだからしょうがないです。
住民票の届け出を徹底すると、住民も行政サービスも受けやすくなるというメリットがあります。
また、選挙に行きやすくなり、学生も転勤族も、派遣で遠方に住んでいた人々の票も以前よりは、反映されるようになると思います。
若者の政治離れを食い止めるには、まず学生や派遣社員、転勤族の住民票を移すことからスタートし、現在の居住地で投票するシステムに変えなければなりません。
さしあたり、今国会で予算案が通過し、定額給付金が支給されることになった場合、住民票を移動してないと、実家に支給されてしまい、手元に届きませんよ。

68efc762.jpg














もっともらしいことを主張しても、こんな見てくれでは説得力に欠けますね。
そういったオチです…。

何の因果か

1月3日の夜、金沢を発って盛岡に着きました。
所要時間は、3時間50分です。
随分便利になりました。
今回は、長く金沢に滞在し、楽しんできました。
私は運命の巡り合わせで、金沢と盛岡という、江戸情緒を残す城下町に住むことになってしまいました。
一体、何の因果か分かりませんが…。
そんな運命を感じた旅でした。

そういえば、小松空港の貴賓室から森喜朗元総理大臣が出て来て、羽田行きの飛行機に乗る所を見ました。
森喜朗元総理大臣は、テレビで、『正月は選挙対策のために地元で過ごす』と言っていたので、それを目の当たりにしたことになります。

今年は政治的に大波乱の年になりそうな気がします。

b68bdcbf.jpg

予定調和

昨日は風邪の症状がひどかったけど、今日は昨日より少し体調が良くなりました。まだ完全じゃないけど、元気になってきました。ところで今、自民党が続々と候補者を決めていますね。与党は、あれだけ衆議院の解散総選挙を否定しているのに準備だけは着々進んでいるようです。誰が否定しようとも、誰の目にも洞爺湖サミットの終了後に、衆議院の解散総選挙が行われる事は明白です。まあ、予定調和ですね。でも、もし解散総選挙が行われたら、与党自民党はかなり逆風になるでしょう。元々自民党は支持基盤の平均年齢が高いのに、年金問題と後期高齢者医療制度の問題です。しかし、民主党も衆参のねじれ国会の状況で、すぐに政局に走ったり、妙なポプュリズムに走ったりと私自身、投票したい政党がないのが実状です。いわゆる無党派層ですね。日本の政治は、誰がやっても同じだという感じる方も私だけではないと思います。結局、各省庁の大臣は短期間で変わる飾りになってしまい何も変わらず過ぎ去ってしまうのが実状です。結局は日本を動かしているのは役人だと思ってしまうのです。36751920.jpg
気まぐれギャラリー
『シャキーンとした猫』
2019年

ギャラリー用
Archives
  • ライブドアブログ