★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

金沢市

中核市の人・城下町の人

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金沢市から盛岡市に引っ越して、中核市暮らしは、合わせて15年めに突入しました。
私は、まさに中核市の人です。
しかも、金沢と盛岡のどちらも戦災を免れた、江戸時代末期、明治時代の面影が色濃く残る城下町なんですよね。
やはり、そんな環境は、私の作品に、無意識ながらに何かしらの影響を与えているのでしょうね。

金沢へ帰郷しました

実は故郷、金沢に帰っています。
雨が降ってて、実に金沢らしい天気です。
いつも金沢に戻ると、金沢での生活が、このまま続いているような錯覚がします。
写真はJR金沢駅のもてなしドームです。
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オ・ルヴォワール・シモーヌのCDを聴きました

また、ややこしくてマニアックなユニット名のCDで申し訳ないですが、オ・ルヴォワール・シモーヌのCDを聴きました。
これは、N.Y.はブルックリン出身の女の子3人組のユニットです。

実はこのCDは金沢・香林坊のレーベル、Rallyeからリリースされています。
なぜブルックリン出身の女の子が、香林坊のレーベルからリリースなのか、詳細は不明ですが、私の故郷である金沢にゆかりがあることは確かなようです。
レーベルの会社の場所は北国新聞赤羽ホールの裏手にあるようですが…。
そう言えば、ここにライリーと言うセレクトショップがありましたね。
(Rallyeはセレクトショップも経営)

まあ、金沢ネタはこれ位にして、肝心のオ・ルヴォワール・シモーヌのサウンドを説明すると、“エレクトニカ”という感じでしょうか?
決してテクノではないです。
何か楽器屋さんで売っている、安いキーボードで作ったようなサウンドです。
ボーカルも、フワフワ浮遊感たっぷりに乗ってきます。
このチープさは、恐らく意図的なものでしょう。
チープなサウンドではなく、中田ヤスタカさんのようなハイテクなサウンドで、女の子3人組だったったら、Perfumeになってしまいますからね。
(そう言えば、中田ヤスタカさんも金沢出身ですね)
このユルくてガーリーという所が、オ・ルヴォワール・シモーヌの良さなのです。

このサウンドは、ファッション雑誌を読んでいる時やティータイムにピッタリです。
実際、アニエスベーのファッションショーにも使われたそうです。

去年は日本でライブもやったそうですが、お客さんは女の子が多そうですね。
パンクのライブのように、客から『早くやれ!』とダミ声を浴びせられることはないでしょうね。

そう言えば、オ・ルヴォワール・シモーヌはレーベル元の金沢に来たことあるのでしょうか?
金沢で、チャンカレ(カレーのチャンピオン)行って、『Lカツ』を注文したのでしょうか?
気になります。
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加茂谷正俊 2009年の活動を総括!

2009年は計5回の展示活動がありました。

展示その1
第15回記念 公募 マスターズ大東京展 
4月12日(日)〜18日(土)
千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館・2F ギャラリー

“Memories(片町の思い出)” 創作優秀賞受賞
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展示その2
個展『頭髪検査は嫌よ 展』
8月31日(月)〜9月12日(土) 
盛岡市菜園2丁目3−1  フロムハート 3階 ギャラリー ラ・ヴィ

ギャラリーの入り口と個展のポスター
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展示風景
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展示風景
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展示その3
第62回 岩手芸術祭 現代美術部門 
10月9日(金)〜10月12日(月)
盛岡市内丸13-1 岩手県民会館

“ブライスちゃん★おやすみ”奨励賞受賞
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展示その4  
第41回 公募 新院展 
平成21年11月22日(日)〜29日(日)
台東区上野公園 東京都美術館

展示その5
新院展選抜金沢展
12月20日(日)〜12月22日(火)
金沢市出羽町2-1 石川県立美術館

“Dancing Girl” 第41回 公募 新院展入選および選抜金沢展出展
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第33回公募日創展&新院展選抜金沢展

報告が遅れましたが、20日から新院展選抜金沢展が石川県立美術館で開催しています。(午前9:30〜午後6:00)入場無料
展示は22日までなので、まだ行ってない人行きましょう!
“Dancing Girl”展示中です!
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絶賛展示中!

20日から金沢市の石川県立美術館で第33回公募日創展&新院展選抜金沢展で、“Dancing Girl”が展示中です。
実は今日の22日が最終日です。    
雪で足下が悪いですが、お近くの方は、是非お立ち寄りを。
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予想外の展開 

今回の個展で一番人気の作品が、“Memories(片町での思い出)”です。

こののテーマは金沢市の歓楽街、片町です。
夜とカラフルなネオンの明かりがポイントになります。
画面左下の編み目状の物体は犀川大橋です。
そして、グリーンと紫色の縞模様は犀川です。
つまり、“Memories”女の子が描かれた人物画のように見えるのですが、実は抽象的風景画なのです。

自分の中では『ちょっと仕上げが汚いかな』と思っていたので、予想外の展開です。

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中核市暮らし

よく考えてみると、金沢市から盛岡市には引っ越しましたが、どちらも中核市のため、中核市での暮らしが、もう15年近くなることに気付きました。
中心市街地の再開発が著しい金沢市と、郊外への開発に躍起になっている盛岡市と、その都市開発のベクトルは正反対です。
都市開発は、凄くセンスが問われる事業だと思います。
やはり、住民税を払っているのだから、都市開発の評価はきちんとした方が良いと思います。
なぜなら、私は同じ年収で金沢市から盛岡市へ、これまた同じ中核市という行政単位へ引っ越したのですが、住民税がほとんど同額だったからです。
同じ額面で納付するのなら、魅力的な都市開発している所が良いに決まってます。
私の個人的な見解ですが、少子高齢化の時代に、やみくもに郊外の開発ばかり躍起になっている盛岡市の都市開発は、いかがなものかと思っています。
高い住民税を払っているので、せめてこれ位のことは、言わせてもらいたいものです。

近年、金沢市の新しい顔になったJR金沢駅、“もてなしドーム”です。
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やはり近年、盛岡市の顔になった、複合ビル、“マリオス”です。
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“Memories”解説

“Memories”は、“Memories(片町での思い出)”とサブタイトルが付いていて、作品のテーマは金沢市の歓楽街、片町です。
テーマ通り、夜とカラフルなネオンの明かりがポイントになります。
ちなみに、画面左下の編み目状の物体は犀川大橋です。
そして、グリーンと紫色の縞模様は犀川です。
つまり、“Memories”女の子が描かれた人物画のように見えるのですが、実は抽象的風景画なのです。
私は人生において一番長く住んだ金沢で、歓楽街の片町に何度行ったか分からない程、行きました。
多い時は3日に1回は行きましたね。
何軒も梯子して、朝5時になってしまい、片町の白んだ空を見上げたこともあります。
そんな数多くの思い出がある片町を是非とも描きたかったのです。
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勉強しなければ…

今日はタイガーピットの矢郷さんと、金沢市の木倉町、西洋膳所『鏑木』で、お食事しました。
このお店は、上品な食器で戴く西洋料理のお店です。
私達は、おまかせコースでしたが、最後のステーキは、なかなかボリュームがありました。
矢郷さんは、いつお話しても知識に富んでいて、圧倒されます。
武術や音楽はもとより、経済についても深い知識があって、勉強になります。
私も勉強しなければ…。

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気まぐれギャラリー
『シャキーンとした猫』
2019年

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