★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

韓国

第34回 国際HMA芸術祭

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プリンセスの瞳・前髪ハラリ (53.0x45.5cm )  出展!

主催 : 韓国心美会
会場 :朝鮮日報美術館
    韓国ソウル市 
会期 :2011年6月20日〜6月 25日

第33回国際HMA芸術祭


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“じゃじゃ〜ん”(53.0x45.5cm )  出展!

主催 : 韓国心美会
会場 :朝鮮日報美術館
    韓国ソウル市 
会期 :2011年6月29日〜7月4日

北朝鮮の砲撃のニュースを聞いて感じたこと

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23日、韓国西方沖のヨンピョン島に、北朝鮮が撃ち込んだ数十発の砲弾が着弾したとのことです。
そして60〜70軒の家屋が炎上。
韓国側も応戦したので、一時ヨンピョン島は紛争状態になったことになります。
今回の砲撃で、看過できない重要な事は、被害が兵士だけでなく一般市民にも及んでいることです。
このニュースを聞いて、とても隣国の事ではないと思いました。
こういった、きな臭いニュースはイラクやアフガニスタンが多いのですが、この砲撃は日本のすぐ近所である韓国で起こったことなのです。
しかも島は、多数の国際線が飛びかう仁川(インチョン)空港と、さほど離れてない場所です。

本当に北朝鮮は困った国です。
大体にして、金日成、金正日、金 正恩と肉親三代にわたる独裁体制を維持しようとすること自体がクレイジーだと思います。
気の毒なのは、北朝鮮の国民です。
まずは、将軍様に忠誠を示さないといけないといけないのが基本です。
これは、旧ソ連でスターリンが、粛正と自身への崇拝を国民に強要した、スターリン型の共産主義を模したものでしょう。
でも、スターリンが亡くなって、もう半世紀経つのに、未だにその政治スタイルを用いているのは時代錯誤も甚だしいです。
そんな北朝鮮がウラン濃縮施設を保有しているなんて恐ろしい限りです。
恐らく北朝鮮の国民は、21世紀的な文化的な生活の存在を知らないでしょう。
北朝鮮の宿敵韓国は、世界的な電機メーカーであるサムスンとLGを有し、先進的なIT産業で豊かな生活を送っているのは周知の通りです。

北朝鮮の正式な国名は『朝鮮民主主義人民共和国』なのだから、国名通り民主主義的な共和国になってもらいたいものです。

かなり困難なことですが、北朝鮮の国民に、衛星放送が観られるテレビとインターネットが自由にアクセス出来る環境が得られれば、いかに自分達が独裁者によって騙されているか気付くでしょう。
そうなれば東欧の国々のように、国民が立ち上がって、国の内側から崩壊していくことになるでしょう。

国際的感覚?

7月8日〜7月13日に韓国ソウルで開催されていた、HMA展の図録が送られてきました。
ちゃんと“Memories”が載っていますよ。
“Memories”の強烈な色彩も、リアルに写っています。
韓国の印刷技術も凄いですね。
今回は、プロフィールを英語で書いてみました。
国際展だから、前からそうした方が良かったかも知れないなぁ。

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幻の絵画

長らく行方が分からなくなっていた、小磯良平の『日本髪の娘』が韓国国立中央博物館で見つかったとのことです。
『日本髪の娘』は、李王家のコレクションだったというので、戦後の韓国では不遇な扱いであったのだと思われます。
李王家が韓国に戻れるようになっても、日本文化のため、韓国国立中央博物館でも所蔵を明らかにすることが出来なかったのでしょう。
関心したのは、そんな不遇なエピソードを持っていても、朝鮮戦争が勃発しても作品がきちんと保存されていたことです。
それは、ひとえに作品の芸術性の高さと、それを理解した韓国国立中央博物館の学芸員の努力のたまものでしょう。

私はインターネットでこの作品を観たのですが、小磯良平の才能に圧倒されました。
現代芸術好きな私が、小磯良平なんて言葉が出るとは意外でしょうが…。
それは、1935年(昭和10年)の時代の空気感が、真空パックのように保存されていると感じたからです。
もはや、昭和初期の時代の空気感を語れる人は、高齢になって少なくなっています。
しかし、絵画はその空気感を保存しておくことが出来るのです。
私は常々、芸術は時代を反映しなければならないと思っていますが、まさに『日本髪の娘』その例だと思います。

私が、今さら小磯良平を絶賛しなくても、小磯良平は一流の画家として評価は定着しています。
まぁ、私のように今風の人間でも、小磯良平の芸術性は理解できるんですよと言うことで…。

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再会と、新たなる計画

良いことが2つありました。      
韓国ソウルのHMA展に出展していた私の絵がやっと戻ってきました。        
そう、このBlogでお馴染みの『パーティーの前日に…』が私の手元に戻って来たのです。
大急ぎで完成させて、搬送業者に委託したのが、3月24日でした。
そして、東京で展示され、海を越えてソウルに渡り、やっと戻って来ました。
約5ヶ月振りで作者との再会です。本当に良かったです。      
もう一つの良いことは、東京の知人から久し振りに電話がかかってきたことです。 
色々お話しましたが、以前からその知人の母親が、八王子で貸しギャラリーをやっていたことを知っていたので、試しにギャラリーの話を聞いてみたら、なかなか良い感じです。
まだ具体的なことは考えてませんが、今度は八王子で個展をやるかもしれません。
(正式ではなくて、まだ私の思いつきの段階です。いつになるかも未定です)

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銀賞

今年の春に描いた絵『パーティーの前日に…』が、韓国の巡回展で銀賞を受賞致しました。
賞状には漢字で銀賞と書いてあるのですが、他はハングル文字で読めません。
これは、勉強して読めるようにならなければなりませんね…。3c6bf592.jpg
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第30回国際交流韓国HMA展開催!

第30回国際交流韓国HMA展(7月18日〜7月30日:ソウル市、ロッテ美術館)に、『パーティーの前日に…』出展!2a920303.jpg
気まぐれギャラリー
『シャキーンとした猫』
2019年

ギャラリー用
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