★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

鳩山由紀夫

『さ』

民主党代表選挙が終わってから、反小沢の報道ばかりが目立ちます。
でも、民主党のルーツを辿れば、今回の民主党代表選の結果は頷けます。

15年前の、その昔、村山内閣の時代は新聞の見出しに『自社さ政権』の見出しが踊りました。
『自』はもちろん自民党で、『社』は社会党です、
そして、『さ』こそ、『新党さきがけ』です。
民主党は『新党さきがけ』だった鳩山由紀夫さんと菅直人さんで作った党です。
後になって鳩山由紀夫さんと菅直人さんで作った民主党に、小沢一郎さんが招き入れられた形になります。
そう考えると今回の民主党代表選挙の結果は自然な成り行きです。

そう考えると現在の与党は、昔の『新党さきがけ』が再び与党となっているようなものでしょう。
でも、そもそも『新党さきがけ』は自民党だった人達なので、ややこしいです。
やはり、永田町と国民の距離は遠いようです。

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鳩山総理は…

鳩山総理は、ここに来て正念場に立たされていると思います。
自身の母親からへの偽装献金問題、アメリカが激怒しているという普天間の基地問題、そして、亀井さんから揺さぶりをかけられている、第二次予算補正案です。
これらの問題を、どうクリアするかによって、鳩山さんの政治的手腕が試されると思います。
もし、初の民主党政権が短期政権となった場合、国民から失望の声が上がるでしょう。
『もう、民主党も自民党も信じられない。もう日本の政治家には何も期待しまい』と。

週間文春を読んで

療養中に読んでいたのが、週間文春です。
色々書いてありますが、時の政権民主党には手厳しいです。
そういった事を書くのが週刊誌と言えば仕方ないですが…。
例えば、鳩山一族が莫大な資産を所有していることを批判的に報じてますが、祖父が総理大臣なので、莫大な資産を持っていて当たり前の話です。
かと言って、自分の国の総理大臣が極貧な生活なのも嫌ではありませんか?
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ジェネレーションギャップ

色々な方と、お話すると、戦後産まれと戦前・戦時中産まれの方とのジェネレーションギャップを感じます。
団塊世代以降は、ジェネレーションギャップがあっても大したことありません。
今、高齢者になっている戦前・戦時中生まれの人の話を伺うと、外国の話を聞くかのように思ってしまいます。
『天皇陛下と聞くと背筋がピンとなる』
『昔は車がなかった』
『食べ物がなかったので、草の根を食べた』
と話たり、鉛筆を見るとカッターで削り始め、『鉛筆はカッターで削るのが当たり前』と語ります。

団塊世代は、テレビや車が普及し始めた時代を知りつつも、幼い頃の、貧しい日本の記憶が残っているという印象です。
それ以後は、ジェネレーションギャップがあったとしても、戦前世代とは比べ物にならないレベルです。
せいぜい、携帯電話やパソコンがあったかなかったかの違い位です。
戦前、戦時中、終戦直後を経験している方の話は、インフラがあるかないかの話になってしまいます。

そういえば、団塊世代は、若い頃、あれだけ政治活動したのに、未だ総理大臣は輩出していません。
安倍晋三元総理大臣は、団塊世代とは8年も後の世代なのに、団塊世代を通り越して総理大臣になってしまいました。
団塊世代の著名な政治家で思い浮かぶのは、鳩山由紀夫氏、菅直人氏、舛添要一氏といったところですかね。
団塊世代のミュージシャンは、もっと沢山思い浮かぶのですけどね…。
よく、団塊世代以降の世代が『ノンポリ』と言われますが、ひょっとしたら、実は団塊世代の頃からノンポリな傾向なのかも知れませんね。
新左翼って何だったのでしょう。
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