6日は、終日マイルズ・ケインの曲を聴いて過ごしました。
正直、マイルズ・ケインの曲を聴きますと、現代がギター・ロック不振の時代であることを忘れてしまいます。
マイルズは音源に関して、決して売れっ子のミュージシャンではないですが、ツアーでは本国英国で、チケットが軒並みソールドアウトという人気振りです。
まぁ、現代の音楽が音源で収益を稼ぐのではなく、ライブででの収益が主となっているので納得です。
実際に、その活動は2011年以降は、途中でラスト・シャドウ・パッペツでの活動を挟みつつ、何かしらの新曲をリリースしたり、ライブ活動をし続けています。
その勢力的な活動に、目を見張るばかりです。
まさに、2010年代を生きる現代的なロック・ミュージシャンだと思います。
また、マイルズは同世代やミュージシャンだけでなく、大御所ミュージシャンからも信頼が厚く、幅広くコラボレーションをしていることも特徴です。
インタビューの動画を観ますと、そのオシャレなルックスとは対照的に、ゲラゲラと大笑いして屈託のない笑顔を見せる所が、愛されている証拠なのだと思います。
スペインのイビザ島で撮影された、"Blame It On The Summertime"のMVでも、マイルズのゲラゲラ笑う声が最後に収録されています。
イビザ島と言えば、世界で最高峰のクラブ・ミュージックの聖地なので、マイルズはMV撮影の前後にはクラブに繰り出していたと思われます。
それも、ミュージシャンとしての勉強ですからね。