★絵描きの日記

会場には、ブライス人形の他にも人形の絵が展示されています。

それが、この『なまいきdoll』と、『おすましdoll』です。
実はどちらとも、フランス人形なんですよ。

『なまいきdoll』ですが、本当はこの人形の髪の色は金髪でしたが、私のひらめきで、こんな色にしました。また、制作していくうちに、人形の顔が、生意気な表情になってきたので、『なまいきdoll』と名付けました。　　　　














『おすましdoll』は、この色彩を見て驚かれると思いますが、100%、日本画の画材を使用しています。
おおざっぱに分けると、蛍光色の髪の毛は、泥絵具という画材で、白い肌は胡粉（貝を潰した白い顔料）が使われています。
洋服の部分は雲母という岩絵具が使用されています。
顔の雰囲気にぎょっとすると思いますが、元から人形なので悪しからず。
“おすましdoll”という題名は、表情がどこか、すました感じの人形だからです。












これらの作品は、人形をモチーフにしたことと、知る人ぞ知るパンク系音楽雑誌、DOLLと掛け合わせて名付けました。

久し振りの日本画制作で、慣れない日本画画材と悪戦苦闘していましたが、ようやく軌道に乗ってきました。まだ途中ですが、何とか絵画として見れる感じに辿り着いた感じです。でもまだまだ描き込んでいきますよ。お人形さんの絵ですので“おすましdoll”という題名にしようかと考えていますが、まだ途中なので決定ではないですよ。制作途中にかかわらず、私の絵の師匠、大宮政郎先生も大絶賛しています。大宮先生曰く、「構成的に面白い』とおっしゃって頂きました。

『Hello!』の隣にある作品が、この個展で一番の目玉は、この『なまいきdoll』です。これは、今年の4月から制作に着手し、8月初めに完成しました。最新作です。今回のギャラリーの絵画教室に去年の8月から通っていますが、これはその時制作した作品です。制作は実にマイペースだったですが、いくつかのひらめきがありました。また、師匠である大宮政郎先生のアドバイスも受けました。本当はこの人形の髪の色は金髪でしたが、私のひらめきで、こんな色にしました。また、制作していくうちに、人形の顔が、生意気な表情になってきたので、『なまいきdoll』と名付けました。これは、80年代のフランス映画、『なまいきシャルロット』と、人形と、知る人ぞ知るパンク雑誌、DOLLと掛け合わせて名付けました。これは、自信作です。
ギャラリー彩園子は昔の蔵を利用しています。
ギャラリーの入り口です。
入るとすぐに『スイーツはいかが』の構想スケッチと『まどろみ』があります。
左から『まどろみ』、『夢見がち』、『スイーツはいかが』を見ていきます。
『スイーツはいかが』と『Hello!』の間に角があり、『Hello!』の方向に曲がります。
左に『Hello!』、右に『なまいきdoll』。ここまで見て行きました。