★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

GDP

イギリスと日本の100年

イギリスの産業革命は1760年代で、日本の産業革命は1868年の明治維新以降です。
つまり、日本はイギリスと比較して約100年遅れていて、国としての成熟度も、いまだに遅れを取り戻せていないのです。
イギリスは19世紀おいて世界一の経済大国で1850年に万国博覧会が開催されました。
日本ではその119年後に万国博覧会が開催されました。
しかし、その約半世紀後、1914年に勃発した第一次世界対戦でイギリスは疲弊し、経済の中心地をアメリカに奪われました。
そしてその約100年後、日本は中国にGDPを追い越されました。
このパターンで行くと日本は今後、イギリスのようになっていくと思われます。
現在、イギリスはGDP 世界6位ですが、世界中から文化・文明・政治の規範となり、尊敬を集めています。
だから日本は今後、『アジア版のイギリス』を目指して行けば良いと思います。
同じ島国ですしね。
ついでに言うとイギリスは1942年から『ゆりかごから墓場まで』という福祉国家の政策が取られましたので、日本も高齢化社会を反映し、近い将来、福祉国家を目指すことになると思われます。

svg

ゆっくりしていました

DSCN2005








今日はマンションでゆっくりしていました。
デジカメで綺麗な夜景を撮るも、なかなか難しいですね。

16日の内閣府の発表によると、4〜6月期のGDPはドル換算で1兆2883億ドルで、中国の1兆3369億ドルを下回ったそうです。
来る来ると思った瞬間がついに訪れました。

でもそれは、自業自得の所があって、日本ではデフレが良いと思っている方が大勢居て、そういった方々が選挙で政治家を送り出しているので、本気でデフレ解消をしようと考えている政治家が居ないからです。
まあ、政治家だけでなく、日銀にも問題がありますがね…。

デフレは周知の通り、物価が下落して貨幣価値が上がる現象です。
貯蓄が沢山ある方は、非常にお得な現象だと思っています。
インフレになれば、貯蓄が沢山ある方は、自分の資産価値が目減りするので、内心デフレが続いて欲しいと思っています。
日本はもう20年デフレが続いてますが、通常は20年もの時間があれば大方の国の政策は実現します。
でも、デフレ解消がいつまで経っても実現しないのは、政治家とそれを送り出す国民が、本気じゃないからです。
内心、デフレがずっと続いて欲しいと思っている人が大勢居るからです。
マスコミも『激安情報』と称してデフレを煽っていますからね。
日本が中国にGDPを追い越されるは、自業自得と言えましょう。

でもデフレが続くと、そのうち自分の給与も下がり、失業者が増えることになってしまいます。
結局、給与水準が伸びないので、個人消費で経済を回すことが困難で、輸出関連の製造業が頼みの綱だったのが、円高で手痛い打撃になったのでしょう。





このエコロジーの文字が目に入らぬか!!

昔の中国の映像を見ると自転車大国でしたが、今や中国は自動車大国です。
でも、近頃は日本が自転車大国になりつつあるように見えます。

それは中国と日本の経済情勢が、逆転した証拠でしょう。
当然の如く、GDP世界第2位の座は中国に奪われてしまうでしょう。

でも日本人は、車が買えなくて、自転車生活をしていることを『エコロジー』だと美化してしまいます。
日本の経済の鈍化と家計の悪化を、『エコロジー』で良しとするのは、危うい思想だと考えます。
別に『エコロジー』を批判するつもりではありませんが…。
現代の日本人の悪いところは、『エコロジー』という言葉が、まるで水戸黄門の印籠のようになってしまっていて、『エコロジー』と言うだけで、『ハハーっ』と頭を下げてしまうところです。

日本のGDPが低下することは、『エコロジー』だから良い。
日本人の所得が下がるのは、『エコロジー』だから良い。
日本人が原始時代の生活に戻るのは、『エコロジー』だから良い。

今の日本人はそこまで極端なことを言ってまでも、『エコロジー』だから良いと許してしまいそうです。
250px-The_Earth_seen_from_Apollo_17
気まぐれギャラリー
『シャキーンとした猫』
2019年

ギャラリー用
Archives
  • ライブドアブログ