★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

MC5

No Future

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今日は都内をフラりと歩いていました。
歩きながら、自分の人生をチラリと振り返りました。
“No Future”と言い続けいて、そんな生き方を実践していたら、気が付いたらピーターパン状態です。
『ちょっと、生き方が刹那的過ぎたかなぁ?』と思っています。

写真は、恵比寿駅付近です。
今日もMC5を聴いて寝ようかな?

芸術家の横顔

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髪、伸びましたねぇ〜。
見るからに芸術家のようですね。
中身が、ともなっているかどうかは、別にしてね…。

昨夜はMC5の聴きながら寝ました。
爆音ロックを聴きながら眠れるのも、特殊体質です。
ホント、ロック命です。

忙しさも一段落したので、ファッション誌を読みふけります。
この秋は、少しミリタリーなアイテムが旬のようですね。
ファッション命です。

MC5の“Kick Out The Jams”爆音好きにはおススメですよ。
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デトロイト発

ロッキング・オン誌3月号で『ロックよ、時代を撃て!怒りと闘いのアルバム100選』という特集をやっていました。実にロッキング・オンらしいタイトルで、思わずクスッと笑ってしまいました。でも、その記事には私が大好きなアルバムがズラリと並んでいました。ザ・フーのファースト、MC5やストゥージズのファースト、セックス・ピストルズ、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、リバティーンズなどのアルバムです。少しアメリカ寄りのチョイスですが、『怒りと闘い』という観点で、ロックのアルバムを選ぶとすれば、妥当なチョイスです。その中で印象的なバンドは、MC5とストゥージズです。この2つのバンドは、60年代終わりにデトロイトで活動していたバンドです。しかも、どちらもカオスな音を出しています。なぜ、同じ時代に同じ場所でカオスなバンドが出現したのか、偶然ではない筈です。デトロイトといったら、車の生産が有名です。60年代末は、アメリカは自動車の生産は向かう所敵なしという状態であったでしょう。キーワードは、『政治』と『労働者』だと思います。デトロイトは、大きな工業都市なので、労働者の票を取り込めば、政治的に有利になります。→続く371ac011.jpg
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MC5

平和な日曜日の朝をナイフを切り裂くかのようなディストーション。
思わず朝っぱらからMC5を聴いてしまいました。私の朝食とでも申しましょうか。
ロックTシャツのマニアならこのMC5のTシャツはマストアイテムです。
それだけこのMC5は伝説のバンドです。
1968年にアメリカの自動車産業の街、で有名になったバンドですが、ファーストアルバムが、ライヴ盤であることからこのバンドのロック魂を感じさせます。

ところで、このバンドは政治と深く関わっており、政治的過激派集団であるホワイトパンサーのリーダーであるジョンシン・クレア知り合い、集会のハウスバンドになりました。
そこで、1968年にジョン・シンクレアのオファーで8月のシカゴの民主党全国大会で演奏することになりました。
1968年アメリカと言えば、大統領選挙の年です。
当時のアメリカの政治状況は、民主党のジョンソン大統領がベトナム戦争で北爆を行い、泥沼化させています。
また、次の民主党の大統領に立候補したロバート・ケネディも2ヶ月前に兄のように暗殺されてしまいます。ベトナム反戦運動の気運も盛り上がっています。
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そんな危険な状態な中での民主党全国大会に出演し、MC5は数曲演奏したところで、催涙弾が飛んできたので、演奏を中止し全員逃げたということです。
それもそのはずで、その後、ベトナム反戦運動家のデモ隊と警察隊で衝突が起こり、流血の惨事が起こりました。
MC5の偉いところは、数曲で演奏を中止したものの、このような危険な場所で演奏したことが偉いです。
なぜなら、他のバンドも出演する予定があったのに、あらかじめ危険を察知したためか、当日来たのはMC5だけであったということです。
気まぐれギャラリー
『シャキーンとした猫』
2019年

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